札幌に来ているサーカスに行ってまいりました。
もう、なんていうか、スゴいね。うん。
空間をいろどる異世界感とか、スゴいね。
動物を使ったショーあり、人体の限界を見せるような雑技的なショーあり、マジックあり。
最前列席だったので、キリン、シマウマ、ゾウ、ホワイトライオンまで約3メートルという貴重すぎる体験をこの歳でしました。
動物園なんて最後に行ったのは15年近く前になるので、こういう動物を見ること自体が久しぶり。
ゾウに至っては、北海道内で1頭(おびひろ動物園にアジアゾウ)しか居ないので、それより多い2頭のゾウを見れたっていうのはすごくうれしかったり。
まぁ、最後に動物園で見たゾウはもっとデカかった気がするんですが、まぁ種類が色々あるから仕方ないですよね。
それでもデカいんですけど(笑)。
なんにせよ動物までが近い。
さすが最前列席。
そんな近さでみた人体切断マジックやら、人がライオンに入れ替わるマジックとか、串刺しマジックとか。。
タネとか怪しいところとかまったく分かりませんでした。
近くて、やや斜めぐらいから見ていたのですが、まったくもってタネなんぞ分からず。
テレビで「カメラのアングルから見たら分からないだけでしょ?実際に見たらたぶん分かるとおもう!」とか言ってごめんなさい。
なんていうか、もはや「消えること」とか「切断されること」が当たり前のようにさらっと進むもんだから、タネがどうとかいう世界じゃありませんでした。
で、ここまでがショーとしてみた感想。
例によって例のごとく偏屈で有名なワタクシ。
時折、「ショーの中心」とは別のところに目を向けていました。
暗転の際に、非常口の標識の明かりを隠す人がいたり、「準備」や「撤退」をしているところから目をそらさせる工夫がそこかしこに。
たとえば、床の高さのステージで準備をしているときは、高いところで空中ブランコやロープを使っての技を見せる。
ステージで動いている間に、空中ブランコで準備をしている。
たまに客席周りに道化師がやってきて盛り上げる。
その間も色々な準備をしている。スタッフの人たちのムダのない動き。
ライオンショーのためのオリ(ステージエリア全部を覆う大きさ)をあっという間に撤去するんですよ。
そして、それが間15分の幕間以外ぶっ続けで行われるんですよ。
そんなこんなで、ひとしきり感動したのでした。