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2013年11月15日(金)

知らないご当地キャラ。

先日、「北海道のバーチャルアイドルが、公約達成ならずで引退を発表」なんてニュースがありました。

北海道民で、インターネット寄りのところに巣食っておりますが、存在をまったく持って知らなかったわけで。

Twitterと、Facebookのフォロー数3万を目指していたそうですが、それが達成されなかったため引退・・・という流れだったようです。

その報道のあと、とあるゲームセンターに貼られたポスターに「復活嘆願イベントをやります」なんていうのを見かけたりしました。

んでもって、本日再始動を発表したとのこと。(おたくま経済新聞

イラストが「初音ミク」と同じ人だそうで、注目度は高いのでは?的なナントヤラ。


ファンの人に突かれるかもしれないけど、ワタクシ個人の意見として読んでくださいね。

「初音ミク」が「北海道」っていうのもなんだけどさ、ピンとこなさすぎるんだよ。

「初音ミク」にしたって、北海道のメーカー「クリプトンフューチャーメディア」が販売してヒットしたってだけで、キャラクターの絵を書いた人も北海道の人じゃなければ、根本の技術だってヤマハの技術。

どうも、「人気が出たからタダ乗りしようか」感がね。

で、それにさらにタダ乗りしようか感を感じるのがこのバーチャルアイドル「北乃カムイ」。
こうなった以上、引退をネタにした炎上マーケティングにしか見えないですし。

「北海道を元気にしたい」ってのは分かるけどさ、なんで全部よそにオーダーしてるんすかね。ってのが正直な感想。


「冬服バージョンの書き下ろしイラスト」が、北海道なら10月が限界だとおもうよ。ってね。


以前聞いた話。「道外の人に北海道の建物の設計を依頼したら、積雪を考えないで設計するから、冬場デッドスペースにしかならない屋外テラスや中庭を造った」

それに近い感じ。

今回この話を見て、サイトとか眺めて見ましたが、設定類見ても「コレってなんか北海道と関係あるの?」感もチラホラあるわけで。

でもってさ、「イラスト1枚で元気づけるアイドルってねぇ・・・」と思ったワケですよ。

もう10年以上前ぐらいに、「バーチャルインターネットアイドル」っていうサイトが流行ったわけですよ。
その大御所「ちゆ12歳」が一時期すごく人気があって、書籍やらなんやらで話題になりましたけど、今は完全に沈静化しております。

その頃は、「個人」でも「アイディア勝負」で話題が作れたのがインターネットですが、今は企業がオカネをたくさん使っているところに対抗するのはなかなか難しいよね。ってのが正直なところ。

Twitterのフォロワーだって、3万人って結構難しい数字だと思うわけですよ。
テレビCMと連動していた「果汁グミ」の「メグミとタイヨウ」も、「フォロワー数は1万人以上」と発表しているワケで。

「これからやります」でフォロー募ったってねぇ...ってね。

「ダメダメ」ばっかりなんで、どうやったらいいのかだよね。

最近思うのは「複数のターゲットを持つコンテンツは強い」ってこと。
「女性人気のある少年漫画(ex.テニスの王子様)」
「男性人気のある、女児向けアニメ(ex.プリキュア)」
「小学生人気があるけど、大人にも通用する(ex.マリオ、ポケモン)」
「音楽好きと、美少女キャラ好き(ex.初音ミク)」

中途半端ではなく、コレをしっかり掴めるように作ることが鍵なんじゃないかな。ってね。


なので、有名メカデザイナーにデザインしてもらったロボットにでも乗せればいいと思います!(暴論)

とまぁ、そんな訳で、なんか微妙だなーって思っている理由はこんな感じでございます。

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