たぶん、2年ぐらい前に、Twitterで拡散され、ワタクシも「まとめサイト」で読んだ「ゲーセンで出会った不思議な子の話」というのがありました。
直後に、「創作ではないか」という話も出ましたが、「2ちゃんねるの書き込み」であることからその点については確かめようが無いまま話題から遠ざかって行きました。
ワタクシも、通勤中や休み時間を使い携帯で読破した記憶があります。
で、それがですよ。
書籍化するそうですよ。
作者インタビュー(ファミ通.com)を見つけ、「やっぱりなぁ」と「このまま伝説的なほうがよかったなぁ」とか、いろんなモノが頭を渦巻きました。
「悲劇になったヒロイン」が実在しなくて安堵した部分もあるんですけどね。
こういうのを見ていると、あえて「創作である」ことを前提として、そこに「登場人物」として外部から入る人たちが集まってなにか一つのストーリーを作るっていうのも面白いのかなぁ・・・と。
インターネットに書き込むとき、「演じてる」人って日本だと特に多そうですし。
こういう、「不特定多数のいろんな人が参加して、一つのストーリーを紡ぐ」っていうのも面白いのかな?と思う反面、実際に書籍化などが決まった時に著作権的に難しい部分も出てくる気もします。
まぁ、「電子掲示板に書いた内容は誰のものか」論はずっと前からありますが。
そんなわけで、なんか複雑な気分になった話でしたとさ。