「実質○○円」という売り方がブームだよなぁ・・・と思う今日この頃。
一度契約なり何なりをすると2年間にわたり値引きをし、その後の支払い(本来の価格)とかはよく説明せず、ほとぼりが冷めた2年後に値上げをする。
そんな状況に見えて仕方ないのですよ。
一番強烈なのが、携帯電話。
各キャリアとも、ナンバーポータビリティでの流出を防ごうと2年間にわたり基本利用料値引きという作戦を使っています。
本体価格の割賦払いと併用すると、実質負担金も安くなりますよ。というのが売り手側の文言。
でも、割賦払いをしなければ2年後にドンと値上げされるわけですよ。
それって、2年も続いたものが数千円単位で値上がりすれば、結構驚くと思うんですけどね。
光回線の「月額シミュレーション」的なサイトでも、似たようなことがあって、「3ヶ月間無料」とか、「○年○円引き」とか「ひかり電話の上位プラン」ばっかりがプッシュされて、「通常はいくら払うのか」とか、「最安値プランはいくらなのか」というのが分からないということもありました。
それって、契約上の「説明責任」としてどうなの?って話ですよ。
値引き値引きばっかり並べて、高くなることとかの説明はほとんど無い。
それって本来は行政側が指導とかしなきゃだめなんじゃないの?とか思うんですけどね。
先日のテレアポのことや、今使っているプロバイダからの案内メールなんぞを見ていると、例によって値引きばっかり書いてあってどうなのさ?って感じなワケですよ。
「2年にわたり1000円引き」と、「にねん割引」ってのは両立するの?とかも良く分からずじまい。
真っ白の背景に、すこしグレー寄りの小さい文字でツラツラと米印を並べるのはいったいどうなのさ?という話。
・・・実際どうなんだろうね。
今のADSLに払う値段(4000円ちょっと)と電話回線代を足した数字と余り変わらないなら変えてもいいのかな?とか思っている時期だけに、ちょいと調べてみようかな。と思う次第です。