近くのスーパーの中に、1000円でカットしてくれる床屋が出来ました。
髪も伸びてきたから、ためしに行ってみるか!と行ってきました。
卵10個を貰って出てきました。
「先着500名に卵プレゼント」っていうチラシが入って開店したのが17日。
「なくなり次第終了します」で、卵に印字された賞味期限は6月6日。
流石に17日に用意したものを配ってるとは思えないよなぁ・・・と思ったわけですよ。
でも、調べてみると左上バナー省庁名のロゴが妙な感じの農林水産省のページが引っかかりまして、卵の賞味期限は「春秋期なら25日以内」なんだそうです。
このとおりなら賞味期限としては成り立つのですが、「これらの期間より短い日数が賞味期限として設定されている」という記載もありました。
でもそもそも、1人当たりの時間がかかる床屋という店舗で、500人って何日掛かるの?って話になるわけですよ。
と、言うわけで計算してみる。
この店の営業時間が、9時~20時の11時間。
この店のチラシに書いてあったのは「15分のオシャレタイム」。
今日入ってみると、鏡の前の散髪席は2つ。
「15分」はアテになるかは、まぁいいとしましょう。
この店は1時間当たり最大8人。
1日あたり、最大でも88人しか行かない。
フル回転状態でブン回しても500人来店には5日半ぐらい掛かる計算なワケですよ。
1日500個の卵を用意する必要はまったく無いよね。うん。
1日目にあわせて80個ぐらい発注して、1日当たりどれぐらい来るかを把握してから翌日以降分を発注しても十分だよね。
で、開店から9日経った土曜日の昼間。
店員は2人、客はワタクシだけ。
せっかく無人化されたタッチパネルの券売機(何回目の来店かと、性別を入力する仕組みになっていた)のに、手が空いているもんだから付きっ切りでまぁ無意味(笑)。
卵は袋に入って20パックぐらいセットアップされて棚に載っていたので、1日あたりそれぐらいを想定しているんでしょうな。
単価が安いのに、こんな状態で採算がとれるのか、早くも心配です。
この床屋が出来る前、このスペースにはお土産とかに使われるようなお菓子屋が2年ぐらい入って居ました。その前はずーっと写真の現像屋が入っていましたがデジタル化の流れでなくなってしまいました。
この床屋は、一体どれぐらい持つのか。
そこいらが、早くも心配でございます。