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2012年4月27日(金)

作為的トレンド

Twitterの「トレンド」という機能があります。

その時々、指定された地域でよくつぶやかれている内容が10個並ぶというものとなっています。

先週の週末に、「日本」のトレンドには出ないのに、「札幌」のトレンドには「タイヤ交換」が出たり、かっと思えば「札幌」のトレンドに関東エリアの電車遅延の内容が出たりと、正確なんだか違うんだか良く分からない仕組みとなっております。

まぁ、お遊び要素の強いモノなのですが、昨日あたりから妙な文言がトレンドに目立つようになってきました。

「秘訣を語った」とか「2000万部以上のベストセラー金持ち」、「ペラペラになる魔法」、「自宅で取り組めて」と言った文言で、それを見てみますとアイコン未変更の複数のアカウントが同時につぶやいている様子。

もちろん、最後にはURLが張られていて、怪しげな情報商材のページに飛ばされる要になっております。


「スパムメール大量に投げてちょっと引っかかればいいや!」みたいなノリでやるには、アカウント取得の手間を考えると、メールと違って相当手間がかかると思うんですよね。

たしかTwitterは画像認証(CAPTCHAというらしい)が付いているから、アカウント登録の自動化は難しいはずなんだけどなぁ・・・。

数人のフォロー・フォロワー数を確認しましたが、3桁後半~4桁っていうのもあって、「フォローしてフォロー返しがないとフォローを外す」という仕組みで増やしたのかなぁ?と思う反面、それらをトレンドに載るほどのすべてのアカウントでやるのもどれだけの時間がかかるんだろう・・・と。


でもって、今回コレだけ出れば、スパム報告も相当多くでてるでしょうし(実際自分も20ぐらいスパム報告しました)、そのURL先にはセミナー会社の名前がしっかり残っているわけで。

損害賠償だなんだって方向に持っていけるのは、現状ではTwitter社だけだよなぁ・・・と。

ま、数日ぐらいで収まると思いますけどね。

安易に「フォロー返し」をすると、こういう輩に協力することになってしまっている・・・って話はちょっと暴力的でしょうかね。


それにしても、「トレンドの占拠」ってどれぐらいのツイート数があれば出来るんでしょうかね。


以前、深夜にパチンコ屋の店舗アカウントが、チェーン店それぞれで似たような文言をつぶやいたことで、そこに含まれる文言がトレンドに上がったのを見たことはありましたけど、こういう形で「明らかにそれを狙った拡散」は初めて見たような気がします。


ちょっと前にスパム会社が訴えられたってニュースもあったので、そういう方向に行ったらいいのに!とか思ってしまう次第です。

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