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2012年2月12日(日)

時間感覚。

なんとなく、Twitterでのリアルタイム以外ではあんまり触れてなかったガンダムAGE。

「低年齢層向け」という方針は分かりますけど、なんか妙な点ばかりが目に付いてしまったり。

「ガンダム00」のときはがっしりかみ合ってた玩具展開も、なんだかタイミングが合っていないわけで。

第2部の主役機「ガンダムAGE-2ノーマル」は、去年の12月半ばには情報が出始めて、商品化第1弾は1月21日。
第2部のアセム編が始まったのが1月29日。

アセム編初回に登場すれば、商品的にはベストなタイミングだったと思うのです。

でも、そこからも一向にAGE-2は出てこないまま。劇中での初登場は来週の2月19日となる様子。

さすがに「期待感を煽る」には1ヶ月は少々長すぎるんじゃないのかなぁ?と思うんですよ。


なお、「ガンダム00」のセカンドシーズンが始まる時は、番組開始1週間ほど前にHG
のガンプラが発売。2部第1話の最後でチョイ見せ。第2話で大々的に起動という展開でした。

調べてみると、ファーストシーズンも放送開始前に廉価キットの「FG」のガンダムエクシアを出しているようです。

さらに、AGE-2が劇中に登場する前に、玩具周りからのネタバレで、AGE-3の姿までもが見つかるようになってます。

コレまで3話を使い、「アセム」の学園生活を描いていました。
今日の放送の発言によると、アセム編初回のゼハードの転入から、卒業まで1年半が経過したようです。

でも、掘り下げ方が全体的に微妙で、ヒロインのロマリーがモビルスーツ部に顔を出すようになった経過なども薄く、そっけなかったアセムが、最終的にほほを赤らめるまでに惹かれるようになった描写がほとんどありません。

となると、いっそのこと学園生活部分をガッツリカットして、人間関係は「そういう設定」として説明セリフでも入れて、いきなりAGE-2登場からやっても良かったんじゃないかなぁ?なんて思う部分も。
「楽しそうに普通に過ごしている」ってパーツが、写真だけって言うのもなんか弱いなぁ・・・と。

友人同士がライバルになるっていう過程を見せたかったんでしょうけど、話数の割にはそこが希薄に感じてしまうんですよね。

話数やセリフが「余り時間が経っていない」ように「ガンダムはこのコロニーにあった」とか、森の中に隠してあったヴェイガンのMSとかは出てくるのに、セリフだけは「1年半経った」とか言われると、どうもチグハグが目立ってしまいます。

ガンダムで走ってそこそこかかった場所に気づいたら病室で寝ていたはずのヒロインがしっかり居るとか、大きい部分でも小さい部分でも時間軸が妙な状況になっているから、見ているほうもなんか違和感を覚えるのかな?と。

たとえば、今回のでも、アセムとゼハートの戦闘が長期戦になったという描写が少しでもあれば、ガンダムにアセムが乗っていることを知っているロマリー到着の理由もなんとなくつながると思うんですけどね。


で、イロイロ書いてきましたが、ウワサによるとフリット編の「なんか変じゃない?」という部分は、小説版で見事に補完されており、一部で「どっちが本編なんだ?」という話になっているんだそうな。

そうそう無いでしょうが、自分で物語を書くときはこういうところに気を配るといいんだろうなぁ~なんて思ったのでした。

やるこたぁ無いでしょうけどね。

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