昨日から始まったさっぽろ雪まつり。
前日まで冷え切っていたのですが、ここ2日間は気温がプラスになる暖かい日が続いていました。
暖かさが牙をむいたのは、電子のアイドルでした。
「初音ミク」雪像が倒壊。女性が怪我をしました。(YOMIURI ONLINE)
ニュースに出ていた目撃者いわく、「ゆっくりと通路の方に倒れてきた」んだそうな。
現在、そこには残骸だけが残っている見たいです。
クリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役、伊藤氏のツイートでは、「代替雪像の可能性を検討」とのこと。
製作日数的に間に合うのか・・・ってのとの兼ね合いでしょうかね。
初音ミクと雪まつりの歴史は2010年から。
2010年、小雪像が作られる。
「目が怖い」といわれるもそこそこ好評。
同年同時期、地下鉄駅で「雪ミク」の販売を行うも、大行列でスゴいことになったそうな。(翌年以降は地下鉄駅は関係しなくなった)。
2011年、中雪像が作られる。
残念な出来で、話題になるも、初日終了後に修正が入る。
2012年、中雪像が作られる。
気温が高く2日目14時ごろに倒壊する。
並べてみると、毎年毎年なんだかなぁ・・・って感じが(苦笑)。
まぁ、偶然にも暖かい日に当って、雪像が溶ける年って毎度毎度あるんですけどね。
自分の記憶の中にも、溶けきって芯になっていた角材しか残っていない市民雪像なんかもありましたからね。
でも、倒壊してけが人が出たというのは初めてかもしれません。
雪像のデザインを見ると、デフォルメされて頭部が大きいデザインで、支えは後頭部から出る長い髪と足だけ。
前の方に倒れやすいデザインって感じではあるなぁ・・・と。
来年以降は、こういうのの対策を考えたデザインの雪像が多くなるのかな?と思ったり。
完全な立像じゃなくて、背面側を壁のままにしてレリーフのようにする・・・とか言うのが多くなるのかなぁ・・・と思う次第です。
まぁ、気温ばっかりはどうしようもないからなぁ・・・とも思うんですけどね。
とりあえず、これ以上雪像の崩落が無いことを祈りたいです。