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2012年1月19日(木)

インターネットに蠢く。

ダルビッシュ有投手の、テキサスレンジャーズ移籍が確定しました。(参考:YahooNEWS)
札幌では号外も飛び交ったりもしました。

一方で、離婚したというニュースも出てまいりました。

離婚云々の報道だけだったら、各報道であーでもないこーでもないと突っつかれるんでしょうが、移籍決定と同時に報道することで報道側のリソースを使わせないという技に出ました。

よく、「芸能界でスキャンダルが起こると、裏で政界で悪だくみが行われている」とか言われるワケですが、自らの報道で自らの下世話な話の扱いを減らすとは、相変わらずなかなかの策士だよなぁ...と。

とりあえず、札幌でダルビッシュの勇士を見ることはできなくなりますが、控えめな人が多い道産子が、「この投手は北海道に居たんだ」と自慢げに言えるぐらい活躍していただきたいところです。

はてさて、最近話題になったインターネット界隈の話でもしたいと思います。

昔にも一度あった「まとめブログ」騒動。

巨大掲示板群「2ちゃんねる」の書き込みをまとめているブログのことで、数多のサイトが存在しております。

とあるサイトが、変に煽ったものだから、個人特定やら何やらまでたどり着き、そのブログの裏側には企業が存在していることまで明らかになったらしいです。

企業にしてみれば、テレビやラジオ、新聞などよりも手玉に取りやすいんでしょうが、こういうのが続くと信用とか興味とかが薄れていくんだろうなぁ...と思うわけで。

たぶん、「インターネット」というメディアに広告的価値がなくなったら簡単に切ると思うんですよね。

メディアの価値ってのが、そういう「ステルスマーケティング」とかでどんどん下がっていってると思うんですよね。


なんていうか、「物好きの遊び」だったモノが、「いい金儲けの道具」になっちゃっていて、そんなのばっかりが増えちゃって・・・ってのがなんだか残念な感じがして仕方ないんですよね。

「いろんな人の話が見れる」っていうのが良さだったのに、結局のところお金が動いて作られている芸能人ブログや、企業経営サイトにかなう個人サイトなんてごく一部もいいところなワケで。

前述の「まとめサイト」にしても、問題点ばっかりではなくて、「いいものを見つけることができる」っていうのはなかなかの魅力なんですけどね。

昨日は、「ゲーセンで出会った不思議な子の話」(哲学ニュースnwk)で泣き掛けました。

今日は、「おまいらのせいで美容院で恥じかいた」(ハムスター速報)で噴出しかけたり。

「まとめブログ」があって、それを引用したTwitter経由で知ったわけですが、基本的には法的にグレーゾーン。

なんか、上手い共存方法があってもいいんじゃないの?と思いますけど、それでガッポリ稼いでいる輩がいる時点で大きく変化させるのは不可能でしょうな。

そんな、インターネットのお話。

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