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2011年11月25日(金)

嫌な予感、共有。

大手SNS、mixi。
これに関係するニュースがありました。

ミクシィとTwitterが30日に共同で発表会(ITmedia)。

このニュースを、Twitterの「トレンド」で知ったのですが、ものの見事にネガティブな予測しかない状況。

「mixiとTwitterは切り分けているのに、一緒にされたら困る」とか、「また改悪」とか。

「mixiの発表」=「なんか悪くなる」っていう印象が結構染み付いてるんだなぁ・・・と。


あたかも新しいモノの様に見せつつ、さらっと他サービスを模倣した「mixiボイス」、「mixiアプリ」。

さらっと模倣したら、大反響で一時停止・そして利用が選択性になった「アクティビティ」。

反対コミュニティの参加者が26万人を超えた「足あと」の廃止。

これだけ続けば、そう思うのも仕方ないよなぁ・・・と。

そんなネガティブな予想で多いのは「2つのサービスを紐付けされると嫌だ」というもの。

今思ってみると、確かに紐付けされると面倒なサービスってあるよなぁ・・・と。

自分の場合であれば、Googleのアカウントを持っています。
利用用途としてはほぼ「Gmail」というメールサービスを使いたいから。

その状態で、SNSサービスの「Google+」と紐付けされると、「メールアドレスを知る人」=「Google+でいろいろやってることを知る人」になるわけで。

「メールアドレスを教えていい人」と、「Google+での活動を知らせてもいい人」って一致するとは限らないと思うんですよね。

そんなことをぐるぐる考えていると、やっぱり「日本」と「海外」でのインターネットへの考え方の違いってのがあるのかなぁ・・・と。


Twitterやfacebookなんかは、「アクティビティ」という機能をがあって、「自分が登録している人がどういうことをしているか」というのがわかる機能があります。

これは「サービスを利用して、相手のことをよく知りたい」っていうのがあると思うんですよ。
実名がメジャーなのも含めて、「相手を総合的に知って自分の情報にしたい」というのがあると思うんですよね。


一方、日本の場合は「匿名性」が重視され、「自分の行動は知らせたくない」というのが前提になります。
また、インターネットサービスを一括統合的に使うことはあまり好まず、サイトやサービスによって名前を変えたりする人も少なくない感じがします。

たとえば、実際の友人らとはあるSNS、ネットの友達とは別のところで、自分が描いた絵はお絵かきSNS・・・といったように、使い分けている人が結構居るような感じがします

あと、日本独特なのか知りませんが、ビジネスに直結することを嫌うのが多いです。

「ビジネスチャンスのために」とかいうのをmixiでやると酷く嫌われます。
下手するとスパムアカウント扱いです。

ここいらを突き詰めていくと、結構面白い部分もあるんでしょうが、そういうのを研究している方々にお任せしましょうかね。

結局のところ、どっちが良くて、どっちが悪いって話じゃないっていうのははっきりと書いておきたいと思います。
「グローバルなSNSになじめない日本人が悪い」でもなく、「繊細なプライバシーを考慮しない外国人が悪い」ってのでもありません。

それこそ、「携帯電話」の「ガラパゴス」だとか「グローバル」だとかと同じ。

他人を貶めても、自分は上がりませんよ。って話・・・にしておきましょう。うん。

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