北海道エリアの「HBC」で延期になった「ガンダムAGE」第4話は11月5日(土)16:30~17:00に放送になるそうです。(HBC インフォメーション)
Twitterのタイムラインを眺めた限りではなかなか面白い突っ込みどころがあったようですよ。
ここ3話まで見て思うのは、とりあえず「このセリフ入れときゃガンダムでしょ?」って考えを捨てたほうが・・・と思う次第。
「武器はないのか!?」とか「(目視なしで)敵が来る・・・」とか、「速い!」とか。
こういうのをムリヤリ突っ込んでドヤ顔されても・・・ってのがあるような気がしてなりません。
なんていうかさ、平成3部作やターンエーで広げた「ガンダムという概念」の広がった部分を使おうって感じがしないんですよ。
個人的な感想に過ぎませんが、「00」は上手くそこを使ったと思うんですよ。
「西暦」とか、「太陽炉」とか、「地球外生命体」とか。
でも、AGEは「王道的なロボットアニメってこんな感じだよね?」っていう思い込みに、「ガンダムっぽく聞こえるパーツ」をくっ付けてる感じがするんですよね。
個人的に、「平成ガンダム」から入って、ターンエーの風に吹かれた身としては、「ガンダムという名前の別物」でもいいと思うんですけどね。
「ガンダムだと思わなければ名作」とか言っちゃうのは、「ガンダムオタク」気取りの戯言でしかないと思ってますし。
そういう人に「ならどういうのがガンダムなの?」って聞くと明確な答えは返ってこないと思いますし。
もう、「宇宙世紀」以外のガンダムが始まってからずーっとこんな調子の話が続いてますから。もう慣れました(笑)。
「素手でMS倒すとかガンダムじゃない」とか。
「美少年ばっかりでガンダムじゃない」とか。
「所詮打ち切りでしょ?」とか。
「宇宙世紀じゃないとガンダムじゃない」とか。
「ガンダム1機で巨大な衛星を押し返すのはいいの?」とか、
「ファーストガンダムだって美少年だったんだよ?」とか、
「ファーストガンダムだって打ち切りだよ?」とか、
「G-SAVIOURだって宇宙世紀だよ?」とか、
ここいらをぶつけて見たいところですが、多分明確な答えは返ってこないでしょうな。
「自分が認めたくないもの」に理由を後付しているって人が多そうですもん。
あくまでも、ステレオタイプとして捕らえた感覚ですけどね。
見る側も、作る側も、売る側も「ガンダム」という幻想を抱いている。
「ガンダムX」でメタフィクション的に扱われている内容なワケですが、15年後もなんら変わっておりません。
むしろ悪くなってるかも・・・と思ったり。
とまぁ、珍しくガンダム話で埋めてみたのでしたとさ。
単純に楽しもうぜ・・・って思うんだけどね。