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2011年9月26日(月)

Webカメラの選び方。

デジタルカメラや携帯電話の高画素化が落ち着いてしばらくたちますが、高画素化が地味に進んでいるのが「Webカメラ」とか「USBカメラ」といわれるカメラ。

10万画素ぐらいから始まり、30万、130万、200万、300万と来て、最近では500万画素なんていうのも出てまいりました。

さらに、「映ればいい」的な扱いだった頃と違い、樹脂ではなくガラスレンズを使ったりしたものも出てまいりました。

中には、メーカー名を冠したレンズを搭載しているものも出てきたりしました。

最近では、「フルHD対応」対応なんていうものも出てまいりました。

デジタルカメラとかと違って、店頭で試しに写してみることが出来る機会も少なく、なにを基準に選んでいいかって分かりにくいよなぁ・・・と思うわけですよ。

基準とか良く分からず、画素数ぐらいしか気にしていなかったので、なんだかなぁ・・・というものは結構あったりします。

とりあえず、今現状でのワタクシの「選択基準」なんてのをココに記しておきたいと思います。

あくまでも個人的な意見なので、真偽の判断は各自お願いいたします。


まず、根底として「画素数」と「画質」はイコールで繋がらないということ。

「画素数」というのは、センサーがどれぐらいのきめ細かさで映像を撮影するかということ。
「画質」というのは、実際に映った映像をみて人間がどう感じるか。ということ。

同じ画素数でも、画質が全く変わるものもあります。

「画素数」が高ければ、それだけ高解像度の映像が撮影できます。

前述した「フルHD」は1920×1080ドットの画面サイズのこと。
単純計算で207万3600画素ってことになります。

「フルHD対応」のWebカメラは、200万画素以上のものが多かったりします。

また、Webカメラが「フルHD対応」だとしても、使う側のアプリケーションでは対応していないものも多く存在してます。

たとえば「Skype」ではHDカメラを使ってビデオ通話する場合はデュアルコア以上のPCが必要となっております。

ストリームビデオ配信なんかも、出力解像度はそれほど高くないということを覚えておくといいかもしれません。

で、その上でもう一つ重要になってくるのが、フレーム数。

「fps」(frame par second:フレーム毎秒)という単位で表され、「20fps」であれば、1秒間に画面は20回書き換えられるという意味になります。

接続するUSBの回線速度の関係もあり、基本的には解像度が上がるほどフレーム数が少なくなります。

以前買ったWebカメラの中には、130万画素なのに最大解像度にすると5fpsぐらい(1秒間に5回しか画面が切り替わらない)しか出ないものもありました。
そこまで下がってしまうと、もはや紙芝居状態になりますので、注意しましょう。

なお、地上デジタル放送で30fps。ワンセグで15fps(端末によってはスムージングで増えている場合もアリ)です。

Webカメラは大体30fpsが最大フレーム数になっているものが多くなっています。


以上のことより、高解像度で、高いフレーム数が出るWebカメラっていうのが、現状で理想のカメラということになります。

あとはオートフォーカス。
「あるに越したことは無い」ですが、「停止できるもの」を買ったほうがいいと思います。

撮影中に動かない自信がある方は停止する必要は無いかも知れませんが、多人数を撮影したり、物体を撮影したりとなると、フォーカス合わせが頻繁に起こり、非常に忙しい映像になったりしますので、「オートフォーカスを停止する」という機能があるとそういうトラブルを回避できることになります。


以上のことからのまとめ。

・画素数は高いほうがいいけど、画質と直結するものではない。
・画素数が高くても、ソフトが対応していないこともある。
・高解像度でも、高いfpsで撮影できる方がいい。
・オートフォーカス搭載なら、それを停止できる方がいい。

画質に関しては実際に見てみないと分からない部分が多いですが、それ以外のパッケージで分かる機能としてはここいらをチェックするのがいいんじゃないかな?と思う次第です。

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