ふらりと立ち寄った中古店。
本来であれば世の中に出回っていないモノを見つける。
自分自身にとってはおなじみのなのですが、世間的には10年前に1万台ちょっとある程度。
そう、64DD。
ワタクシが手に入れたとき、64DDは発泡スチロールに64DD本体とメモリ拡張パック、その上上にいろいろ詰め込まれた薄い段ボール箱が載せられ、全体にかぶさる形で黄色い「ランドネットスターターセット」という箱が被されていました。
今日見かけた箱は、まだ単体発売が予定されていた頃の箱。
NINTENDO64の外箱とデザインを共有する青地に虹色のラインで本体の絵を引かれたデザイン。
64DDは「ランドネット」という通信サービスの機器として「配布」されているため、本来は存在しないはずのパッケージ。
バーコードが入っていたり、「この本体には64DDディスクは入っていません」などの注意書きがされておりました。
さて、気になるお値段は・・・
N64本体とセットで18900円。
10年以上前なのに3DSより価値があるのか!(笑)。
本体とセットでも、肝心な64DDディスクは1枚も無し。
なんというか、「再生するソフトが無いHDDVDプレイヤー」な状態。
「DVDは再生できる」と「N64のカセットは遊べる」という点も似てるっちゃー似てるかもしれません。
そんな冗談はさておき、本体セットだとしても高すぎ。
個人的に価値があるのは、外側の箱だけ。
(個人的に)資料価値は間違いなくあるんですけど、さすがに手を出せる金額じゃなかったのですが、見れただけでもなんだかとっても満足出来たのでした。
はてさて、話は変わって、PCが普及する前の年賀状の主役だった「プリントゴッコ」の話。
本体の販売終了や、図版集の販売終了も続いておりましたが、ついに周辺消耗品も販売終了となるようです。(YahooNEWS)
なんか、「本体販売終了」のときも、「年賀状図版集終了」のときも書いた気がしますが、今度こそ本当に最後となりそうです。
販売元の理想科学工業は、来年2012年12月末をもって、プリントゴッコ事業を終了すると発表がありました。
プリントゴッコを知らない人にはどう説明したらいいでしょうかね・・・
ハガキサイズの版画機なんですが、凸版とかではなくてシルクスクリーンのような版画・・・
と言っても自分でもピンと来ないですもん。
とにかく「年賀状」といえばコレで大量に印刷するのがメジャーだった時期があったんですよ。
細かい色分けが出来ないという条件の中で、多版刷りなどの工夫で差別化・・・というのがなかなか見ものだったりしました。
我が家にあったものは、いつの間にか捨ててしまったらしいのですが、それも時の流れなのかもしれません。