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2011年9月14日(水)

多目的携帯端末。

昨日の任天堂に続き、今日はSCEのカンファレンスがありました。

PSPの後継機「プレイステーションヴィータ」(以下Vita)の発売日などなどが発表されました。

価格は既に発表されている通りの価格、Wi-Fiモデルが24800円、3G対応モデルが29980円。
発売日は12月17日と発表されました。(GAME Watch)

3G回線にはドコモの回線。現行の「データプラン」の他、新設される「プリペイドデータプラン」が使用可能だそうです。
30日間に20時間の最大128Kbpsの通信が出来る「20h」が月額980円。
180日間に103時間(3時間だけ最大14Mbps、他は128kbps)の通信が出来る「100h」が4980円。

3Gモデルの初回50万台には、「100h」が付いているんだそうで、実質の価格としてWi-Fiモデルと変わらないぐらいということになります。

本体同時ソフトは26種。とはいえ、ダウンロード専売の「ニコニコ動画を見るだけソフト」なんてのも混じっていたり。

また、メモリーカードの価格も発表されました。
ゲームデータのセーブに関してはコレが必要なものと不必要なものがあるらしいですが、ダウンロードゲームや動画などを保存するのには必要なようです。。

価格は4GBの2200円から、32GBの9500円までとなっています。

心配されたバッテリー持続時間目安ですが、やっぱり短め。ゲームが3~5時間、動画が5時間、音楽再生が9時間。Bluetooth・ネットワーク不使用時でこの数値だそうで、対戦やブラウジングといったことをするともっと短くなる可能性があるのかな?と思います。


個人的な印象ではありますが、高性能なのは分かりますけどフルで使うには高いゲーム機だよなぁ・・・と。

今日のカンファレンスでは「いろんなことが出来ます」という説明をしていましたが、動画や音楽を再生するには専用のメモリーカードが必要。

専用品ということもあり、microSDカードとかから見ると割高に感じる訳で。

3Gのモデルは最初の50万台はいいとして、それ以降は3G回線を使う「契約手数料」というのが2100円かかるそうな。

でもって、この利用期限終了後の更新猶予14日の間に更新をしないと「解約」になるようで、もし再開する場合はまた事務手数料がとられるのかなぁ?という感じに読めたり。

プリペイドで有効期限がもっと長いなら「一応契約しておくか」ってなるでしょうが、値段相応の有効期限。
128Kbps制限では、ニコニコ動画を見るとか、Skypeで通話するとか、もしかするとブラウジングも厳しいぐらいでしょう。
フルで使うとなると、現行の「データプラン」が出来るようですが、継続2年契約で月額上限5980円。

やっぱり、「回線保持」ってのは高いよなぁ・・・と思います。

で、発表会で「今後ニコニコ動画でゲーム実況配信が出来る」みたいな話があったんですよ。

「ゲーム実況」って著作権法上グレーゾーンで、メーカーによってはその動画や配信を削除されるということがあるんですが、それをどうやってクリアしていくのか。

日本の企業って「制限できるなら制限したい」というスタイルの企業が多い訳ですよ。
地デジの録画にせよ、CDの音楽にせよ。

そんな中、「どこが配信許可を取りにいくのか」ってのは気になるところだったり。

というか、ゲームとカメラ映像をエンコードして配信とか出来るんだろうか・・・ってのは正直疑問だったりします。

出来た場合は、電池の持たなさで伝説気味だったゲームギアよりも電池が持たないような気がしてならないんですが・・・

どうなることやら。

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