スーパーファミコンの「製造が新しいバージョン」を探すという話。
いろんな枝葉が付いた推測はコチラ。
簡単に説明しますと、こんな感じ。
スーパーファミコンは、最後の方の製造分は、「スーパーファミコンJr」と同じCPUなどが1チップ化されたモノらしい。
ネットで見つけた情報だと、「日本製が前期、中国製が後期」らしい。
でも、「日本製」で、注意書きシールが違う物を発見。カセットの注意書きと並べてみると中国製よりも新しいのでは?という推測が。
この推測が当たれば、ワンチップ版スーパーファミコンにめぐり合えるのでは!?
とは言うものの、唯一見つけた「シール違い」は付属品なしで980円と割高。
気が向いたので、別の中古屋に行って見ました。
一番最初に「中国製」を入手した店なのですが、近場に同じ系列の店がオープンしたこともあり行かなくなっていた店。
さすが、古くからある店。ジャンクコーナーの品揃えがハンパじゃない。
ここにあったシール違いは2つ。シリアルナンバーも近いので、「気まぐれでシールが変わった」のではないことを確認。
で、シリアルナンバーがちょっと大きいほうは外見がちょっと汚かったので、ちょっと古い方を購入。お値段525円。
隣の100円ショップで、白色LED9個の懐中電灯なんかも無駄に購入(笑)。
さて、帰宅して例によって開封。
そこには、前情報に全く無い基盤が登場。

「(C)1995 Nintendo SNS-CPU-APU-01」
基盤の番号を並べていた海外フォーラムにも無く、検索しても出てこない。
不思議なレア基盤ですが、以前買った中国製は「(C)1994 Nintendo SNS-CPU-RGB-01」なので、コレよりも新しいということ。
インターネットで見かけた「日本製より中国製の方が新しい」というのは大まかには当たっていますが、「それよりも新しい日本製がある」というのも発覚した瞬間でした。
基盤の特徴やらなんやらは別記事で続報として記事を作りますが、チップの位置が微妙に変わっているのですが、CPUやPPUはワンチップ化されて居ませんでした。
一方で、「RGB-01」では「S-DSP」と「S-SMP」と2つ搭載されていたサウンドチップ(ソニー製)が、「S-APU」の1つになっており、基盤の名称もコレが理由でしょう。
でもって、ネット上で見かけた「SNS-CPU-1CHIP-01」(国内であるかは不明)の基盤は、サウンドチップがこの「APU」になっている上に、基盤の年号も「(C)1995」。
94年末にはサターンとプレイステーションが96年6月には「NINTENDO64」が発売されていることを考えると、普及しきって生産量もそう多くない時期でしょう。
そんな時期に、1年以下しか生産していない基盤だったのでは?と。
海外フォーラムで見当たらなかったのは、日本国内しか出回っていないから?
さすがにここいらの疑問は、製造元にでも聞かない限り答えは出ないでしょう(笑)。
そんな訳で、「もし、もう一台買うならコレよりシリアルナンバーが大きいもの」という見込みは出来たのでした。
・・・代償はスーパーファミコンが4台目になったってコトかな。だれかいりませんか?といいたいところですが、送料かけると損になるというオチなんですけどね(苦笑)。