ちょいと寄った中古店。
なんとなく手に取った、本体だけのスーパーファミコン。
型番は「S」で始まる日本製。
でも、底面に張られた注意書きステッカーがいまだかつて見たことがないタイプ。
三角形に「!」のマークに「注意」という、現在ではよく見るマークが入っているステッカーなのです。
でも、シリアルナンバーは「S」から始まる日本製で結構大きい数字。
とはいえ、お値段本体だけで980円。
高いってば(苦笑)。
というわけで購入は見送ったものの、安目で見つかったら試してみたい指標が出来ました。
つーか、本体だけ980円で売ってる店に本体だけ2台売ったらコレ買えるぐらいにならないかな?(笑)。
んなわけで、現品がないですが少々検証してみたいと思います。
「初期はゴム足4つ、その後ゴム足が2つになり、日本製でシリアルナンバーが「S」で始まるのが先で、その後中国製のシリアルナンバー「SM」で始まるもの」。
そんな情報があったのですが、ワタクシが買った「SM」で始まる中国製スーパーファミコン2台はステッカーは初期型と同じ。
この、「三角形に『!』」がいつ頃から付き始めたのか。
本体のシールが変わってるってことは、カセットのシールも変わってる可能性が高い。
というわけで、調べてみました。
当方所有のカセットで、ステッカーに「三角形に『!』」が付いているのは2本。
「マーヴェラス ~もうひとつの宝島~」と「新機動戦機ガンダムW ENDLESS DUEL」の2本だけ。
「ガンダムW」は1996年3月29日、「マーヴェラス」は1996年10月26日発売。
スーパーファミコンソフト一覧で逆引きして、所有ソフトに当たったのは、1995年10月27日の「パネルでポン」。このシールには「三角形に『!』」のマークはありませんでした。
以上のことから考えるに、その「ステッカー」は95年10月から96年3月ごろに変わったもの。
調べてみると、これらのマークのガイドラインは1994年に第1版、1998年に第2版、2000年には「JIS S 0101(消費者用警告図記号)」として制定されたというのを発見。(PDF注意:事務機械製品の安全確保のための 表示に関するガイドライン)
つまり、スーパーファミコンの内部で取り上げたものよりは新しい本体なのでは?という推測が。
この記事で取り上げた基盤の年号は「1994」、インターネットで見つけた「ワンチップ版」の基盤の年号は「1995」。
もしかして、ワンチップ版?とか思いますが、4台目のスーパーファミコンに980円は高いし、ぶっちゃけそんなにいらないよなぁ・・・と(苦笑)。
1つ持っていって「交換してください」って言う訳に行かないですし(苦笑)。
と、いう仮説を立てて、本日の日記とさせていただきます。真相は・・・その内(苦笑)。