なんだかんだ言っても、やはり普及しつつあるスマートフォン。
まだ「普及段階」にも関わらず、さまざまな問題が出始めています。
限りなくPC寄りの携帯電話の「スマートフォン」ですが、1台あたりの通信量は増え、海外では「定額制」をやめるメーカーも出てきたんだそうです。
そんな中、日本ではauが10月1日より通信速度制限を行うことを発表しました。(KDDI ニュースリリース)
「3日間で300万パケット以上になると、速度を制限します」というものの様子。
auの1パケットは128バイトなので、単純計算で3840000000バイト。1024ベースで計算すると366メガバイト。1000ベースだと384メガバイト。
単純計算で1日あたり122メガバイトぐらいってコトですな。
PCの代わりに、動画をバリバリ見てますとか言う人は、結構引っかかるんじゃないかなぁ・・・なんて思ったり。
まぁ、Youtubeとかニコニコ動画とかの動画がどれぐらいの通信量なのかもよく知りませんけどね。
「ニコニコ生放送」は、iPhoneでしか配信できませんが、「Ustream」はAndroidでも配信できるようで、調子に乗って配信するのはauでは出来ないってコトでしょうな。
だったらさ、「大容量高速通信でいろいろ出来ます!」って売り方やめるしか無いと思うんだよね。
「Youtubeの動画が見れます」といいつつ、沢山見たら制限かかって見れなくなりますとか、正直どうよ?って話ですよ。
ぶっちゃけ、スマートフォンの機能と、それが必要とする通信量に回線が追いついてないって感じなんでしょうな。
そんな状況なのに、張り切ってスマートフォンにシフトしていいの?って思う訳で。
ドコモにせよauにせよソフトバンクにせよ、スマートフォンにシフトしていこうとしているのに、規格上の最高速はださせませんって状況になっていくってのは、どうなのかなぁ・・・とね。
ま、大量通信を常時やってるのはごく一部のユーザーらしいですけどね。
そういう人にしたって「そういうことが出来るから」やっている訳ですしね。
まぁ、auのスマートフォンは今のところ無料でSkypeが使えるから、制限しても大丈夫だろう・・・って感じなんでしょうけどね。
他社で通信制限がかかると、ここいらのアプリがどうなるか・・・ってことになるんでしょうけどね。
こんな状況じゃ料金下がるのを期待するのは難しいかもしれないですね。