「∀ガンダム」という番組がありました。
ガンダム20周年記念として放送された番組で、主役機のガンダムが「ヒゲ」が話題になりました。
個人的にはすごく好きな作品なんですが、世間的にはウケがよくありませんでした。
商品化もあまり積極的には行われなかったものの、プラモデルの「マスターグレード」の100個目に抜擢されたりと、節目ではピックアップされていたりしました。
一方、数年前(ガンダム00の2期が始まる頃)に、それまでの「モビルスーツ イン アクション」という組み立て済みのロボットフィギュアを置き換えるように「ロボット魂」というシリーズが始まりました。
このシリーズ、初期ラインナップにライバル機「ターンX」をラインナップするという、思い切ったんだか暴挙なんだか分からない状況で始まったのです。
でもって、その「ターンX」は偶然値下げしているものを発見して買ったワケですよ。
その後、主役機の「∀ガンダム」も出たワケですがこやつら、結構お値段高めなのですよ。
一度投売りで買ってしまうと、定価で買うのはねぇ...ってなってしまうわけですよ。
で、今日ついに投売りで発見。
買っちまいましたよ(笑)。
なんていうか、先行して出たマスターグレードの「解釈」をうまく使って、組み立て済みだから出来る強度とかを足した感じ。
「ライバルは同社の別事業部」というバンダイの姿勢が色濃く出てる感じがしました。(ガンプラは「ホビー事業部」。ロボット魂は「コレクター事業部」)
「ターンX」の方はガンプラでは放送当時のキットしか無いので、「ホビー事業部の粋のターンX」はまだ存在していません。
...出してほしいんだけどなぁ(笑)。
この辺の「完成済みロボットフィギュア」って、一時期は出来が悪くなっていて、「店での選別」ってのが必須に近かったのですが、最近は学習したのか「出来がいいもの」が多くなりました。
その代わりに、値段が結構上がりました。
「モビルスーツ イン アクション」の初期は、1体1050円でしたが、末期のガンダム001期当たりになると2500円とか3000円ぐらいになりました。
「ロボット魂」では、この「モビルスーツ イン アクション」の末期の価格をベースに、それ以上の商品も目立ち始めました。
どちらかというと「子ども向けのオモチャ」というよりも、「青年以上向けのコレクション」っていうシフトにしたからなんだろうけどね。
それでいいのか悪いのか...
まぁ、それがなくならないってことは、子ども向けに作っているより売れるんでしょうけどね。