「セミが鳴いていない」なんて書いたような気がしますが、しっかり鳴いているセミ。
時期が早かっただけみたいですね(苦笑)。
コレで、アブラゼミの「ジジジジジジジジジ」じゃなくてミンミンゼミの「ミーンミンミン」が聞こえてきたら温暖化が進んで来ているなんて書くかもしれませんが、今のところはジジジジジジジジジジジジジジジジがメインとなっております。
...もっと静かに鳴いてくれればいいのにね(笑)。
まぁ、その音が特徴的だから「アブラゼミ」という和名がついたようですけど。
「油で揚げたような音」がするから「アブラゼミ」なんだそうですよ。
ミンミンゼミみたいに鳴き声そのままじゃないのはいいんだか悪いんだか...
さて、値下げを発表した「ニンテンドー3DS」。ハード販売では赤字になる「逆ザヤ」を覚悟して値下げに踏み切った経緯という記事がありました。(ITMedia)
「ゲームキューブのときにチャンスがあったのにそれが活かせなかった」という体験からなんだそうで。
「チャンス」ってどの頃のことを言うんだろう?ってちょっと考えてみました。
ゲームキューブ自体は「メーカーには作りやすい」といわれており、最盛期を誇ったPS2よりもグラフィックは綺麗といわれていました。
ディスクがDVDベースの8センチディスクで、「容量が足りない」といった話があったようですが、「容量にモノを言わせてムービーを垂れ流す」を良しとしない方針は今も昔も変わらずでした。
で、「チャンス」ってなんだったんだろうなぁ...というのはイマイチわからないワケで。
外伝とはいえ「ファイナルファンタジー」(ファイナルファンタジークリスタルクロニクル)を引っ張ってきたりしてましたが、「チャンス」というほど大きく売れたソフトは他を眺めても無く、「大乱闘スマッシュブラザーズDX」が約150万本を売り上げた以外はすべてミリオン以下。
前述の「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」も約38万本に収まっております。
ぶっちゃけ、「プレイステーション愛用世代が好むようなソフト」に対しては弱く、取り込みも難しかった。という状況は今も続いているワケで。
ネタか本気か知りませんが、任天堂ハードでリアルシェーディング系のRPGが出ると「PS3で出ないかな~」と呟いたり騒いだりってのが見られるようで。
なんていうか、「プレイステーションはカッコイイ」っていう印象付けがずいぶん強烈で、そこを崩しきれてないってのがずっとな気がします。
強烈な印象は思い出補正を受けてさらにスゴくなって、そこにアイデンティティを重ねちゃったりするとそこから離れられなくなりますからね。
そこを崩せるか。
「話を聞く人に説明する」よりも、「話を聞かない人に話を聞かせる」っていうのはさらに難しいですからね。
で、結局「チャンス」って何なんだろう?って思った次第です。