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2011年7月 6日(水)

消耗品の製造終了

あっという間にフィルムカメラを置き換えたデジタルカメラ。

「普通のフィルム」と「デジタルカメラ」の間に綺麗に挟まれた「APS」という方式。

その「APSフィルム」。フジフイルムが販売終了を発表しました。(デジカメWatch)


まぁ、APSカメラ、我が家にあるわけですよ。

確か、中学の修学旅行の時にズームも無いカメラぐらいしかなかった我が家で、「1つぐらいそれなりのカメラがあったほうがいいよね」ということで買ったカメラ。

フィルム装填ミスが無く、印刷を頼むとネガではなく「インデックスプリント」という写真のサムネイル一覧のような物をもらえます。

今でも、一応「我が家では最後のフィルムカメラ」で、デジカメ時代になっても一応残っていたわけですが、「いざとなれば使える」っていうのも段々怪しくなってきたのかなぁ・・・と。

写真フィルムって使用期限があるから、買いだめすればいいってモノじゃないですしね。

フジフイルムという会社にしても、カメラやデジカメプリントのCMよりも化粧品のCMを打ってるぐらいだから、根強いといっても「フィルム」という市場は徐々に減っているんでしょうね。


取り切らないと現像できないという仕組みにしても、我が家のようにそんなに枚数を取らない家では、撮り始めと撮り終わりがすごい日数空いていたり、最後の数枚が明らかに「現像に出すために適当に撮りました」ってのが丸分かりだったりで、こういう状況の我が家にとって「撮って出し」ができるデジタルカメラっていうのは向いてるのかもしれません。

現像料も正直バカにならないですし、ピンボケやミス撮影は現像するまで分からない。

それが当たり前だったのですが、デジタルカメラと比べると結構シビアなモノですよね。

フィルムカメラにはフィルムカメラの良さがあるのは分かりますけど、その「良さ」に到達する必要が無い人たちにとっては革命的なモノだったんだろうなぁ・・・


「写真を撮りたい」という需要は昔からあったワケで、その需要を埋めるのにコンパクトカメラとか使い捨てカメラなんかがあったモノが、それがローエンドデジタルカメラと携帯電話のカメラに置き換わって来た感じがします。

メモリーカードにしても、「大容量は高額」なのは変わらなくても「大容量」の感覚が変わって、2GBでワンコインなんていうのも平気である状態。32GBとか64GBになればいい値段になりますが、個人で撮影するぐらいなら2GBで1000枚とか撮れたりするわけで。

1000枚も保存できて、すべて現像する必要は無いってなると「沢山撮っていいモノをピックアップ」なんて使い方もしやすいですよね。

確実に撮影する技術が無い素人には最強の味方ですよね。


で、だ。
APSフィルムを在庫しておいた方がいいんでしょうか?

フィルムの値段で、SDカードも買えると思うんですけど、どっちにしたらいいでしょうね。

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