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2011年7月 5日(火)

ワザワイの元

昨日ぐらいから騒動になっていた復興担当大臣の言動。
「引責辞任」という形で終幕を迎えました。

「辞任による引責」というのがいいのか悪いのかは別として、やっぱりあそこまで連続でやられると心象はよくないですよね。

発言はかなりの数に登っていますが、流石に「ココまで騒ぐのは言葉狩りだ」とはいえないですよ。

せいぜい「知恵を出さないところは助けない」っていうのを「受身になって「やってくれるのを待つ」というのは止めて欲しい」という激励と取るぐらいで、「九州の人だから東北のがどうなのか分からん」とか、「オフレコを書いたらその社は終わり」とかは、言わなくてもいいことだと思うんだけどなぁ・・・。


「お客さんが入ってくるときは自分が入ってから。自衛隊ならそんなことやるぞ」っていうのも、「いっぱしの人間で国会議員で大臣だったらそんなことでグダグダ抜かして相手の心象悪くしてもいいこと無いって分かってるでしょ?」と言いたい次第。


ワタクシの個人的な考えですが、確かに礼儀とかは重要だけど、それに囚われてそればっかり気にしているのもどうかと思うんですよ。


で、総じて思うのは、この元担当相、かなりプライドの高い方なんでしょうな。

「自分が悪かった」といえば済むところを、「悪いのは自分ではない。自分の周りの環境だ!」といわんばかりに理由をつけるんですよ。

先ほどの「自分が先に入れ」というのも「3~4分待たされた」と理由を述べたそうですが、テレビ局のカウントでは1分半ちょっとだそうで。
「発言したのは待たせた相手のせい」としたかったようです。

発言が続いたのも「九州の人間だから語気が荒かった」とか「B型で短絡的だ」とか。
結局「自分は悪くない。生まれた九州とB型のせい」ってことでしょ。

基本的には「自分は間違ってなくて、周りの要因が悪い」ってコトにしたいようにしか見えません。

学校だろうが会社だろうが、「どうして失敗したのか」という原因分析や反省の欄に「血液型が○型だから」って書いて通用するか?って話ですよ。

大人が会社でやったらもはやコントだと思います。

反面教師にはいいかもしれませんけど、それを大臣がやっちゃダメだよね・・・と思った次第です。

生まれだとか教育だとか、そういう根底は誰にだってあるけどさ、人前でああいう態度を取ったらどうなるかっていうのは本人の配慮不足でしょ?と。

ま、人のことを偉そうにいえた義理ではないですけどね(苦笑)。

「自分がどうであるか」なんて加味したら、こんなこと言えやしないですしね。



ま、放言癖のある人でも、優しく受け入れてあげるようなのが、きっと一番いい人なのかもしれませんね。

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