相変わらず、ADSLモデム再起動のたびに日本各地を旅行するradikoの地域判定。
自室のコンポのラジオは、PCを起動するとそのノイズで雑音が大きくなる様子。
「そんな時、radikoがあれば!」なんてCMも流れますが、今は愛知。
IPで地域判定をしている以上、このプロバイダでは正確な判定は出来ないのでしょう。
IPv4の枯渇で、「地域別にグローバルIPに法則性を持たせる」ということに限界が着たらどうするんでしょうかね。
はてさて、昨日の夜の話。
家族を迎えにいった車の中で、聞いたAMラジオ。
札幌のAM局は民放が2つでNHKが2つ。
その民放局の片方では、アニメソングを歌う歌手が、カバーCDを出すといった話。
もう一方の局では、アイドル歌手かつ声優な人が、ライブの状況がどうだといった話をしていました。
コレを「アニメファンも社会的に認められてきた」と取るか、「ほかのものが沈んできた結果、残った」と考えるか。
ワタクシは、後者だと思ってます。
先日、ちょっと気になって調べたのです。
事の発端は、ハードディスクの中にあった「ポケットビスケッツ」の曲を聴いてみたこと。
恐らく、売り上げ的には一番少なかったであろう、メンバー別のソロ曲ってどれぐらい売れたんだろう?と。
発売されたのは1999年。
「TERU」ことウッチャンナンチャンの内村が歌った「青の住人(すみびと)」は、CD出荷枚数25万枚。
千秋が歌った「マーガレット」は33万枚。
キャイーンのウド鈴木が弾いたギターインストゥルメンタル曲「まごころ」が15万枚。
予想通り、ギター曲が一番下。
「出荷枚数」と「オリコン売り上げ数」には違いがありますが、これと近しい数字を2010年のオリコン年間ランキングで探してみたのです。
「GO!GO!MANIAC」 放課後ティータイム 14万7355枚。
昨年、アニメ業界で一世を風靡した(らしい)、「けいおん!!」のオープニングテーマで、この数字。
出荷枚数と売り上げ枚数には差異は出るでしょうが、結構な話題になっていると見えても、売り上げ的にはこれぐらい。
通常の「音楽」が売れなくなり、購入層が違う上、固定層が購入しそれなりの売り上げを出していた物が「残った」。
90年代後半の「J-POP全盛期」では、15万枚は「たいしたことがない」でしたが、2010年になると15万枚は「なかなかの売り上げ」になりますからね。
なお1999年のオリコン年間1位は「だんご3兄弟」で291万8220枚。
2010年の AKB48の「Beginner」で95万4283枚。
1位に必要な枚数が3分の1。
それだけ周りが沈めば残るよね・・・って感じるんですけどね。
ま、「ランキングの順位」ってモノがそういうものだから、仕方ないっちゃー仕方ないですが。