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2011年5月21日(土)

マナーとモラルと土地柄と

北海道日本ハムファイターズの本拠地、札幌ドーム。
その近場に、我が家はあります。

帰宅するために使う地下鉄駅は、そのまま札幌ドーム最寄の駅でもあります。

今日、家族を地下鉄駅に迎えに行くためにその駅に向かったのです。
丁度、日本ハム―巨人の試合が終わったタイミングと重なったこともあり、なんだかすごく「マナーが悪い」というのが目だったような気がします。


札幌ドームは、国道36号線と羊が丘通りという2つの幹線道路の間に位置します。
駐車場は羊が丘通り側、地下鉄駅は36号側にあります。

36号側には、駐車場どころか車寄せもありません。

それなのに、そこで路上停車をして待っている観光バス。
個人車両で数人を拾って帰るっていうのならまだいいですけど、観光バスはどうなんだと。


あと、歩行者のマナーも酷い。

信号のある国道の歩道を避けるために、一本中に入った道路にもあふれ出す人。

小さいながら歩道があるんだから、そこを整然と歩いてくれればいいのですが、もはや歩行者天国って思ってるんじゃないかってぐらいのド真ん中歩行。

はっきり言って邪魔。

一本入れば、家だってマンションだってある。生活道路だってことを忘れてるんじゃなかろうかと。

そりゃぁ、その辺に住んでいない人にとっては、「旅の恥は書き捨て」でいいかもしれませんけど、そこに住んでいる人たちにとってみれば、正直大迷惑ですよ。

警備員を結構な数配置しているんだから、観客をなるべく中路地に流さない方法だってあると思うんですよ。

もっと言えば、人が国道の歩道の両方にあふれるため、自転車で地下鉄駅から我が家へ向かうというのもなかなか困難な状況になるわけですよ。

盛り上がることに異議を唱えるつもりはさらさらありません。

でも、「札幌ドームで野球の試合がある」ということが当たり前になりすぎて、周辺への配慮というのが段々とグズグズになってきている気がするのです。

行楽地のど真ん中にあって、周辺は観光施設ばかりというならなんも言わないけど、周りは基本的に住宅街な場所ですからね。

「遊びに来ているから」とか「観光だから」で傍若無人な振る舞いが許される物ではないと思うんだけどなぁ。


そんなことを、迎えにいきながら思ったのでした。

それこそ、大事故でも起きない限り意識の改革は難しいのかもしれないですけどね。

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