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2011年5月 3日(火)

貫かれる方針

そしてまた、一つ歳をとる日でした。

天気予報を眺めると、晴れる日が貴重らしい今年のゴールデンウィーク。
今日はその「貴重な日」の一つでした。

かといって、どこか特別なところに行くことはなく、近場のイオンショッピングセンターへ。

ポケモンの催し物をやっているらしく外には中に入って遊べる巨大なピカチュウが。

吹き抜けの広場では、物販やビンゴ大会などをしていました。

司会のお姉さんの合図に合わせて、かなりの声量の「ポケモンビンゴっ!」って声が印象的でした。

ショッピングモールの中には、ピカチュウとビクティニの紙製のお面というか額のところに着けるヤツをつけている人が沢山。
子どもに限らず、中高生以上かな?って人もつけてる人もいました。

アニメのポケモンが始まって、いわゆる「ポケモンショック」が起こった頃(調べてみると1998年)に発売された「ポケモンの秘密」という本がありました。

キャラクタービジネスという面から見たポケモンの話で、ゲームの成り立ちから、メディアミックスの方向性などが書かれていました。

そんな本に、いまだに印象に残っている一言がありました。

「ポケモンは、ディズニーになる可能性を持っている」

ディズニーは、ミッキーマウスだけではなく、沢山のキャラクターで「ディズニー」という人気を持っている。

ポケモンも、沢山のキャラクターがいて、その集合としての「ポケモン」で人気を持つことが出来る。という話でした。

沢山のキャラクターがいるからこそ、老若男女問わない人気が維持ができる。という内容。

今や、「ピカチュウ」を知らない人はほぼ居なくなったでしょう。
店舗数はディズニーの比ではありませんが、キャラクター専門店も構えて居る状況。

この本が書かれたときの方針は、見事に貫かれているんだなぁ・・・と思ったのでした。


まぁ、ディズニーに比べると、高年齢層には弱い気もしますが、それは最初のゲームの発売がディズニーの比じゃないぐらい新しいからじゃないかなぁ?と。

コレは消えずに時間が経てば解決できるんじゃないかなぁ?と思う次第です。

見栄えで言えばかなり不利だったゲームボーイで、珍妙なモンスターが沢山出る。
そんなソフトが全世界に浸透して知らない人が居ないようなものになった。

アニメ・ゲーム・関連商品
すべてで上手く行ったモノってなかなかないですからね。

そんなポケモンのスゴさを感じたような気がするのでした。

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