ファイターズの新ユニフォームが発表されました。(北海道日本ハムファイターズ ニュースリリース)
ホーム用は、黒の面積が減り、青の面積が増え、チーム名ロゴや背番号のフォントも変わりました。キャップのロゴは従来どおりの「F」。胸には「FIGHTERS」の文字が入ります。
ビジター用は、昨年の「We Love Hokkaidoシリーズ」の物に似た「ハーベストゴールド」を基調基調。キャップのロゴは北海道の「H」、胸には「HOKKAIDO NIPPONHAM」の文字が入ります。
「青」の印象があったバファローズが濃紺と金、ライオンズも紺なので、明るめの青を使いやすくなったってのはあるのかなぁ?と。
例年勝率の悪かった「We Love Hokkaidoシリーズ」の勝率をひっくり返したゴールドユニフォームを持ってくるというのも、いいげん担ぎだと思いますし。
今までのユニフォームの印象が強烈過ぎて違和感を感じますが、他チームとの差別化としてはちょうどいいと思いますよ。
さて、そんな新ユニフォームは本日の15時から発表会があって、そこまでシークレットのはずでした。
昨日の夜の出来事でした。
ファイターズのサイトには、「1月29日 すべてが変わる」みたいなバナーが貼られていたのです。
ファイル名は、「概要」+「日付」という構成。
日付は1月27日。
まさかね・・・と日付を進めてみました。
新ユニフォームが写ったバナーが飛び出したワケで。
個人的には、「インターネットでの常套手段」と思っていたのですよ。
画像ファイルに限らず、日付を進めるとその時に公開する予定だった物が引っかかる。と言う物。
野球関係だと、阪神の金本選手の連続試合フルイニング出場1500試合のバナー(時差氏には1492試合でストップ)や、2009年の楽天ゴールデンイーグルス日本シリーズ出場おめでとうバナー(実際には第2ステージで敗北)なんていうのもありました。
「ファイル名を推測する」と言うのは常套手段で、本当に極秘にしたいのであれば、「アクセス出来る場所に置かないこと」というのが当たり前だと思っているんですけどね。
というか、それが当たり前だと思ったから、ファイル名を変えてみたワケで。
いまさら言っても都合のいい言い訳ですが、「ファイル名を変えて出てくるわけなんて無いだろう」って思って変えたワケですよ。
「ファイル名を変えたって新ユニフォームなんて出てくる訳無いか」ってつぶやくハズだったんですよ、ホントは。
でもって、それ以降その画像ファイルはなぜか同ファイル名のまま一度変わり、一度削除され、ファイル名を変えて載せられたようです。
ワタクシのツイートも引用されていた「まとめ」を見ていると、流出と漏洩と不正アクセスが綯い交ぜになって受け取ってる人が多い気がしてなりません。
前者2つは近しい意味合いですけど、後者は別モノ。
「不正アクセス」とされるのは、「他人のID、パスワードを不正に利用する」とか、「プログラムの不備を突いて侵入する」というのがメイン。
「誰もが見られる」Webサーバに置いた時点で、上記のどちらにも当てはまらないでしょう。
「どこにもリンクが無いから大丈夫」なら、「個人情報が他者から見られる状態になっていました」で企業が謝罪会見を行うことは無いよね。
まぁ、どっちにせよ数時間後には秘密でも機密でもなんでもなくなる情報で、収益やイメージに影響がほぼ無いでしょうしね。
と、言うわけで、「見られて困る物は、見られるところに置くな」って話でした。
せめて、全く違うファイル名にするぐらいはした方がいいんじゃないかなぁ?と思う次第です。