ニンテンドー3DS発売直前、SCEがPSPの後継機を発表しました。
コードネームは「Next Generation Portable」略して「NGP」だそうです(GAMEWatch)
あくまでもコードネームのようで、本体の写真には「Playstaton」の文字が入っています。
ディスプレイは960×544ドットの有機ELタッチパネル。背面にもタッチパネル。
ジャイロにGPSに左右にスティック。
「他機種の特徴を2倍にしてつけるの法則」はタッチパネルに来たようです。
ただ、SONYがテレビではひっきりなしにCMしている3Dは搭載しない様子。
メディアはSONYハード初のシリコンメディア。
32GB MicroSDカードのようなのが出てしまった以上、ディスクメディアを選ぶ理由も無いでしょうな。
とはいえ、スペックを眺めていて思うのは、「すごく高そう」と言うこと。
高いという印象だった3DSをかなり上回るんじゃないかな?と。
技術の進歩があるのは当たり前ですが、2007年にSONYが出した11V型有機ELテレビは20万円。
なお、そのテレビの解像度は960ドット×540ドット。
NGPよりも小さいのに20万円だったモノ(同等品ではないのは当たり前ですが)が、どこまで下がったのか・・・
量産効果で安くなってきているなら、携帯電話とかにもっと採用されてる気がするんだけどね、搭載は一部機種にとどまっているみたいです。
ちょろっと見た感じで一番近そうなのは、ドコモのT-01Bに搭載された4.1インチで480×800の有機ELかなぁ。
でも、機能・性能的にもこの端末プラスαなんだよね。
性能的には、「PS3のソフトを移植できる」らしいです。
正直、ハッタリっぽいなぁ・・・とは思っているんですが、「なんでPSPがDSに飲み込まれきらなかったか」ってのを分かってないような気がしてならないです。
ワタクシの私見ですが、PS3の開発がしにくくて、DSでは性能が低く、Wiiでは客層が違う。
そんな状況で、「PS2の後継」になったのがPSPな気がするんですよね。
で、今のところの発表ではPSPのUMDとの互換も無い様子。
外付けUMDドライブで総インストールとかしない限り無理っぽいですね。
今現状で出た情報で思うのは、「値段がかなり高そう」、「電池が余り持たなさそう」ってな感じです。
さらに、互換が無いとすれば、「PSP go」の二の舞になる可能性も全否定は出来ない気がします。
3DSといい、「携帯ゲーム機高額戦争」に突入するんですかね。
ヘタすりゃ総ゴケもありえそうですけど、ファーストパーティがべらぼうに強い3DSは「遊ぶソフトが全然無い!」ってコトにはならない気はします。
まぁ、どっちがどうなるかは今後に注目ってことで。