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2011年1月19日(水)

肝心なところ。

最近、スポーツの試合中に「iPad」を使うってのが流行気味のようです。

なんか、「iPadを使うとスポーツの成績が上がる」とでも言いたげな報道の仕方が目につきます。

一方、Web界隈でも「HTML5」と「CSS3」がすごい!という記事なんかをよく見かけます。


でも、前者であればすごいのは「iPad」じゃなくて、そこで動いているソフトがすごいんだと思うんですよ。

後者も然り。
新しい方式で記載することで、出来ることは広がったとしても、それが本当に効果的に使われているかとなるとまた別の話。

たとえば、HTML5を用いると、Flashプレイヤーなしでもムービーを再生できるようになるそうです。

でも、実際は「その映像が何で再生されているか」なんて見ている側にはどうでもいい話。

「映像を見ること」が目的であって、「映像を見る手段は何か」はどうだっていいんだと思うんですよね。


コレって、Flashが出始めの頃に通った道も同じような物だったと思うんですよ。

「Flashを使うこと」が目的になってしまい、非常に見にくいサイトっていうのは、法人・個人問わずよく見られた光景でした。

べらぼうなローディング時間を画面遷移のたびにするクセに、見る部分はほとんど無いなんてのもよくありました。

最近では、Flashは適度な装飾に使うか、ムービーなどの再生に使うということに落ち着きつつあります。

昔はたまに見かけたオールFlashのサイトっていうのは、「個人サイト」の斜陽と、「ブログ」の盛衰(もう衰退気味ですが)に巻き込まれるように見かけなくなってきたように思います。

今のベーシックスタイルは、ブログなら多カラム構造で、中央にメインコンテンツ。左右にリンクを配置するスタイル。

企業サイトでは、最上段の社名ロゴの下に企業情報などへのリンクを横並びに並べるというスタイル。

コレが多い感じでしょうかね。

多分、「見やすさ」を重視した結果、こうなったのかな?とは思いますが、
個人的にはブログサイトの文字の大きさはもう少し大きくしてもいいと思うのですが、いかがなモンでしょう?


で、結局のところ、大切なことは「中身」でそれを実現する手段はなんだっていいんじゃないの?って思う次第です。

同じコトを実現するのに、楽な手段があるっていうのはいいことかもしれませんが、「制限がある中で生まれたもの」の方が面白いと思うんですけどね。

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