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2011年1月16日(日)

発掘された思い出。

少し前のこと。
叔父からこんな話が。

家に、昔撮影したVHS-Cや8ミリとかがあるんだけど、これをDVDとかにする方法は無いのか?

再生できる物があれば、キャプチャー機器(ケーブルやボードなど)を使ってPCに取り込んだ後にDVDとかには出来るよ。と答えました。

で、叔父は、「カメラが壊れたから新しいのを」と言う形で買っているため、「8ミリ」だけは再生する手段が無いんだそうです。


かつて、我が家には8ミリのビデオカメラがあり、いつの頃からか使わなくなり、それこそ年単位で仕舞いこまれていました。

で、今日発掘されました。

父が色々してみたところ、4本あったテープのうち2本は、再生しようとしたところ切れてしまったそうです。

残った2本の中には、昨年十三回忌だった祖母の姿が映っていました。

が、1秒として同じ物を捉えていないというとんでもないカメラワーク。
あっち撮ったりこっち撮ったり、アップを撮りたいらしくズームを利かせてカメラを振るもんだから、具合が悪くなりそうな状況。

撮ったのは父。
変なところで気が短い父の性格を考えると、なんとなく納得できたのでした。

ちゃんと撮れているなら郷愁に浸れたんでしょうけど、ブンブン振られるカメラでは少々ムリがありました(苦笑)

カメラのほうは、撮影は出来るようですが、最大望遠と最大広角でしかフォーカスが合わない様子。

レンズ内に薄っすらと曇りのようなカビのような汚れが付いており、そこにピントが合い続けちゃってるのかなぁ?ってのが今のところの感覚。

我が家でもテープをPCに取り込んで...という作業をやった方がよさそうだね。と言う話が出てきましたので、一連のダビングが終わったら、分解清掃を試みようかと思います。

なんてったって、説明書に「1992 SONY」と刻まれていたワケで、流石に19年前の物を修理に出したってしてくれる可能性は限りなく低いでしょう。

直せるとしても、高い金額を出して直したところで8ミリビデオ。

今となっては、最近の携帯電話の動画撮影より劣るでしょうしね。

あとは、切れたテープが直せればベストなんですが、何が入っているか分からないものに高額な修復費を出すのも微妙だよなぁ・・・というのは正直なところ。

たしか、車で遠出するときに、ビデオデッキ代わりに使おうとして、レンタルビデオで借りたガンダムWをダビングした・・・なんてのもあって、それを修復したって仕方ないですし。

でも、そのテープにも撮影で上書きされていたような気も。

色んな方法が分かるインターネットな世の中になっても、「素人は手を出すな」的なモノしか見つかりません(苦笑)。

精密機器&内容を消したくないってのを考えると、専門家に頼むのがベストなんでしょうけどね。

「思い出を記録する」ってなっても、あんまり見ないのが多いんでしょうけどね。
「保存版」は保存することで満足してしまうのは良くあることなんじゃないかなぁ?なんて思うのでした。

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