昨日の日記で取り上げた、記事盗用のブログはアクセスできない状況になっていました。
煽り感の強いニュースサイトとはいえ、大々的になった以上、対応せざるを得ないのは間違いないでしょうな。
なお、渦中のそのブログの開設者のTwitterは、もう見れないブログに対して「ブログ書いてるのでたまに見てください」とつぶやき続けています。
以前、このサイトのアクセス解析にブログサイトがリンク元のアクセスが記録されたことがありました。
そのサイトに行っても、リンクをしている部分はなく、内容もダイエットがどうたらと言うものでした。
「リファラ偽造」と言われる迷惑行為と判断し(リンク元が表示されるサイトからのリンクを稼ぐためと思われる)、そのレンタル元に通報をしたことがありました。
「JUGEM」はそのブログ自体に「通報する」ボタンがあり、そこで通報が出来ました。
そして、わずか数時間であっという間に削除され、その対応に感動したことがありました。
もう一つ、どこのレンタル元かは忘却のかなたですが、通報フォームがどこにあるかサッパリ分からず、リンクじゃたどれなくて「ブログレンタルの名前 通報」で検索して、質問サイトにあったのを発見し、ようやく通報。
その後、そのサイトの動向を伺っていましたが、結局削除されることはありませんでした。
ブックマークも消してしまったので、現在の動向は全く分かりません。
いたずら通報の可能性を考えて、そういうのを隠しておくというのは分からないでもないですが、アクセスしやすい場所にそういうものを置いた方が、「ちゃんとしないといけない」っていう意識にもっていける気もするんですけどね。
そんな中、こんなニュースもありました。
江別の不動産業者を「容疑者の親」とネット中傷 静岡の講師を書類送検(北海道新聞)
ある事件の犯人が、ある業種だと知られると、犯人と同姓の全く無関係の不動産会社に抗議やらなんやらの電話が増え、仕事にならない。という話があったのです。
テレビでやっていた特集では、「無関係だ」と説明しても、「世間は無関係とは思わない」というワケの分からない論調を続ける電話が流されていました。
で、それの一端を担ったと思われるブログの開設者が逮捕された。と言う話。
まぁ、その辺はもうどうでもよくて、気になったのは一番下。
同署によると、男は約千のブログを開設し、閲覧数が多いほど広告収入が増える仕組みを利用して月10万~20万円を得ていた。
そりゃぁ、マトモなブログ見つからなくなるハズだわ。
1人で1000もブログをやっていれば、大体が自動更新でニュースを引っ張ってくるようなブログだろうし、収入金額を見るに、1人で1000をやるのは多分この業界では「普通」でしょうな。
でも、月10~20万円。
1サイトあたり100円。
割に合うんだろうか?と言う疑問は残りますが、数百、数千のブログを一度に更新するようなツールが存在してるんでしょうな。
上記のような人が1000人居れば、内容が無いブログが100万存在していると言うこと。
それだけ絶対数が増えて薄められれば、有用な情報も面白いブログも見つからなくなりますよ。
なんていうかさ、線引きというか隔離というか、上手くカテゴライズ出来ないものかなぁ・・・なんて思う次第です。
とりあえず、「コレ面白いな、なんとなく毎日覗きたくなる」ってサイトはあまり出会えてないなぁ・・・と思うのは事実なんですけどね。