発売まであとわずかの「ニンテンドー3DS」。
本日、千葉県幕張メッセにて体験会が行われました。
それに伴い、公式サイトも開設。詳細なスペックなども表に出てまいりました。
これまで明らかになっていなかった電池寿命や充電時間、そして本体同時発売のソフトも発表されました。
バッテリー持続時間は、3DSソフトで約3~5時間、DSソフトで5~8時間。
充電時間は3時間30分だそうで。
これ、電池をフルに使う状態にした場合、ACアダプタを付けていても遊び続けられないんでしょうか?
ACアダプタ自体は、型番的にDSiと同じもの。手元にあるのを見てみると、出力は4.6V、900mA。「充電機を接続した状態で遊んだ場合、その消費電力はどこから使うのか」ってのがミソな気がします。
でも、3DSって充電スタンドが付いてるから、ACアダプタ付けっぱなしで遊べるんだろうか?とおもって調べてみたら、ちゃんと本体に充電端子は残ってるみたいですね。
でも、コレってアダプタの付け替えが面倒なんだよ・・・似たようなモノを持っているのですが、それはまたそのうちにでも。
で、重要なのは本体同日発売のソフトですよ。
全部で8本が発表され、すべてメーカーが別。
nintendogs + cats(任天堂)
Winning Eleven 3DSoccer(KONAMI)
Combat of Giants: Dinosaurs 3D(ユービーアイソフト)
スーパーストリートファイターIV 3D EDITION(カプコン)
戦国無双 Chronicle(コーエーテクモゲームス)
とびだす!パズルボブル 3D(スクウェア・エニックス)
リッジレーサー 3D(バンダイナムコゲームス)
レイトン教授と奇跡の仮面(レベルファイブ)
以上の8本。
ハード同時発売なのに、任天堂ソフトが「nintendogs+cats」のみ。
マリオもゼルダも、発表会でプッシュしていたパルテナの鏡まで外してきたというのにはビックリ。
サードパーティに「任天堂しか売れない」とボヤかれている任天堂ハード。
そこを避けるための策なんでしょう。
コレでコケたら、サードパーティーは責任重大だと思いますよ。
ウイニングイレブン、戦国無双、リッジレーサーはPS系に源流があるゲームで、任天堂ハードではあまり出ていないもの。
今回はPSP以上の性能があるっぽい(正確にはわかりませんが)ことからか、PSPで遊んでいた層も取り込むつもりなんでしょうね。
「モンスターハンター」も並べば、現在PSPに流れている層に対しては磐石と言って過言ではないでしょう。
一方で、「DSで流行ったゲーム」の流れが、nintendogs+catsと、レイトン教授でしょうか。
上手くバランスが取れればいいんですけどね。
「任天堂は1本」と書きましたが、「nintendogs+cats」は、「トイ・プードル&Newフレンズ」「フレンチ・ブル&Newフレンズ」「柴&Newフレンズ」の3バージョンになるようです。
実際は3本とはいえ、やっぱり「任天堂感不足」は否めない感じも。
逆を言えば、サードがコケてもまだ弾は温存してるってコトなんでしょうけど。
にしても、ちょっち高いよなぁ・・・と思うのは今も変わらず。
ソフトの値段もちょっと高くなるみたいなので、普及したとしても「据え置き型」を食う形になる気もするんですけどね。
DSシリーズが3回バージョンアップしたのを考えると(2004年発売、2006年Lite発売、2008年DSi発売、2009年DSiLL発売)、値段据え置きで大容量バッテリーとかの改良版が出るような気がしてならないのですよ。
その辺がまだ割り切れてないんですよね。
発売日に飛びつくときは、この辺の「割り切り」をちゃんとしないとね。
...試遊機が津軽海峡を渡るのはいつのになるやら・・・