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2010年12月27日(月)

プレゼン的販促

昨日の日記に書いた、Wii「ラストストーリー」のプレゼンテーション。

いつやるんだろう?と思っていたら、今日だったようで。
そのプレゼンテーションのUstreamの録画があったので見てました。

面白そうだなぁ...と正直に思いました。
プレイ画面だけだと、他の据え置き機のグラフィックに敵うワケはなく、「見た目だけの衝撃」では劣るでしょう。

でも、製作者自らの遊び方の解説をしながら...というのは、「ゲーム性を売りにしてます」というのを全面に出している感じでしょうか。

ただの攻撃で終わらない魔法とか、オマケとは思えないオンライン協力・対戦。
プレゼンテーションを見る限りではかなり面白そうに見えました。

主人公がいつ「俺がガンダムだ!」と叫んでもおかしくない声だよなぁ...と思ったのは秘密だ(苦笑)。

同じ人なんだから当たり前なんだけどさ(笑)。


でもって、インターネットを眺めていると、リアルシェーディングのゲームが出るたびに、「コレがHD機だったらなぁ...」とか、「Wiiじゃなければなぁ...」ってのを目にすることがあるんですけど、このゲームもご他聞にもれずあちらこちらで。

「HD機なら」ってのは、同内容でもグラフィックが上げられそう(実際は作りこみ次第ですが)ってので分かるんですけど、一応トップシェアハードで出てるのにシェアが下のハードで出れば買うってのはどうなんだ?と。

最近、他ハードで出たゲームの「完全版」が、PS3で出るという流れが一部メーカーで流行ってたりしますけど、コレは任天堂が発売だから、反則ギリギリのコトでもない限り他ハードで出ることは無いでしょうしね。


PS以降流行った「ムービーで見せるRPG」なら、プレゼンテーションなんてしないでゲーム中ムービーの見せ所をつなぎ合わせてプロモーションビデオを見せてCM完成なんでしょうけど、今回のプレゼンテーションは見た感じプリレンダムービーは無く、リアルタイムイベントで(しかも早送り&視点切り替えアリ)、メニューや装備の説明の他はほぼ戦闘シーンを見せてました。

細々してるところも作りこんでますよ~っていうPRもしっかりしていて、バナナの皮でコケたり、服装のカスタマイズが出来たり...などなど。

で、最後に製作者4人によるオンライン対戦。
6人まで出来るそうです。

サプライズで任天堂の岩田社長が出てきて、テーマ曲のライブがあって終了ってな感じでした。

よくよく考えてみると、こういう「ゲームの遊び方」を全面に出した方向の販促って無かったよなぁ...と。

こういう売り方が定着すると、グラフィックやキャラクター重視の売り方をしているゲーム開発会社はかなり苦労しそうですけどね。

オンライン生中継とかも容易に出来るようになってますし、こういうベクトルでの販促が増えた方が面白い「ゲーム」が増えるんじゃないかな?なんて思ったりします。

...そういう方向性でゲーム作りをしている人がどれだけ居るかって話にもなるんでしょうけどね。


プレゼンテーションを見て、そう思ったのでした。

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