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2010年12月20日(月)

流行・廃りの理由。

雨降って、雪解ける。

数日前に力説した「圧雪アイスバーン」は無くなってしまったのでした。

このまま春になればいいのに...。
それは、そうならないことが分かっているから言えるくだらない願望。

総じてそんなモンですな(苦笑)。

そんな本日は...と、切り出すネタも無いワケで、どうしましょうかね・・・。

インターネットの中での流行り廃りってどうして起こるんだろうなぁ?とふと思ったのです。

個人サイト、ブログ、ネットラジオ、動画投稿サイト...
さまざまなものが流行ったり、消えていったりしているわけで。

10年間同じようなことをやっている人間の戯言だと思ってください。

最近流行っているのは、個人によるストリーミングビデオ配信。
以前から無かったわけではないのですが、「ニコニコ生放送」が始まったのと同時に、一気に広がりを見せました。

一方で、割を食った感があるのが、ネットラジオ。
大手ストリーミングサーバ「ねとらじ」。
一時期は、かなりの数の放送がひしめき、サーバが耐え切れずに落ちるなんてことすらあったのですが、今となっては放送番組数が100ちょっとという状況。

たった今の状況で、ねとらじの総リスナー数は1650人。

一方、ニコニコ生放送は「放送番組数」が3392番組。


ヘタすると、ニコニコ生放送の有名な番組なら、1番組で視聴者が1650人ぐらい超えるんじゃないかなぁ。

なんで、流行り廃りがおきるんだろう?ってのを呆然と考えていたのですが、「レベルが高い人が増える」ってのは要因の一つかな?なんて思いました。


クオリティの高いモノが少数の時は、「それを自分もやってみよう!」って人が増えていきます。

クオリティが高いモノが増えていくと、「新しく始める人」が入りにくくなるんじゃないか?と。

最初に見たもののクオリティが高いと、「そのレベルがないとやっちゃいけないのか...」と萎縮してしまうのかな?と。

ブログなんかもそんな感じで、芸能人ブログがちょっとした記事で大量のコメントが投稿されるのを見て、「そういうのでコメントが沢山もらえるんだ!」なんて思うと、一瞬で心が折れる結果になりそうだよなぁ...と。

頑張っている人たちが広かったはずの間口のハードルを上げてしまっている。

すでに人が多いところには人が集まりやすいけど、「見ている人」達ってそんなに増えないし、いつも見ている番組があれば、そこを優先的に見るだろうから、新しく始めた人たちに回らない。

そうやって淘汰されていくのが、「ネットの流行り廃り」の現状なのかな?と。

「個人で情報発信が容易」ってのが魅力だったはずなのに、「個人で情報発信していて有用」ってサイトはあんまり見なくなったよなぁ...と思うのは事実なんですけどね。

玉石混交とはいえ、「個人メディア」の面白みってあったと思うんだけどなぁ...

「アフィリエイト」が個人サイトをつまらなくしたんじゃ...なんて思うこともありますが、それはまた別の話ってことで。

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