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2010年11月18日(木)

流行?

ネット流行語大賞とやらの候補が出たらしいです。(YahooNEWS 候補語はコチラ)

普通の「新語・流行語大賞」と違い、頭に「ネット」と付いただけで随分変わるなぁ...と言うのが正直なところ。

というか、「日本のインターネット」って、「2ちゃんねる」と「Twitter」と「ニコニコ動画」と「mixi」だけなのか?と思うわけで。

まぁ、「2ちゃんねる」ってのは数多の内容が書き込まれる掲示板だから、ひとくくりにするのは違うのかも知れませんけど、候補語20語はこの4サービスで話題になったってのが多い気がします。

普通の流行語大賞と違うのは、ネガティブワードでも平気に1位を取るということ。

Wikipediaで各年の受賞用語を見て分かるように、ネガティブだろうが陰口一歩手前の揶揄だろうが平気で並びます。

「アサヒる」「スイーツ(笑)」なんて、嘲笑の色があるのは間違いないですし、「裸になって何がわるい」なんて、本家じゃ絶対選ばれません。


で、だ。
「反省してまーす」って、今年だったんだね(苦笑)。
もう何年も昔のような気がしてしまいます。

なんていうか、人が集まるところにだけ集まって、小さいコミュニティは淘汰されていくってのがインターネットの行く末なんですかね。

確かに、掲示板が活発な個人サイトなんてなくなったよなぁ...とは思うわけで。

人が多いところ、発言しやすいところに、ネットコミュニケーションは集約して、「インターネットはそういうところだ」と勘違いしてmixiやブログで書いて炎上するって流れなんでしょうかね。

「Twitterで有名人に対してやたら偉そう」っていうのも、本流はこの辺にあるのかな?と。

「2ちゃんねる語は禁止」というサイトが数多あったはずが、ネットユーザー急増の頃から、「インターネットは2ちゃんねるのように振舞うものだ」というモノがあふれ出し、どうしようもなくなった感じがします。

かく言う自分だって、2ちゃんねるに嫌悪感を抱いていた時期もありましたからね。

インターネットは誰が見ているか分からない。だから最低限の敬語は当たり前という中で、口語で好き勝手に書く2ちゃんねる口調は「荒らし」でしたから。

おそらく、「電車男」が話題になって、映画だテレビだと露出が増えてきた頃を境に、「インターネット」と「2ちゃんねる」がイコールで繋がる人たちが増えた気がします。


まぁ、分析はどうでもよくて、残念なのは「面白い個人サイト」が軒並み消えていってしまったこと。

そりゃぁ、個人が片手間でやるサイトが、ガッツリ予算をつぎ込んだ企業サイトに勝てるワケは無いわけで。

「個人も会社と同じように情報発信!」なんて言えなくなって来たよなぁ...とは思いますよ。


そんなどうでもいいはなし。

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