有名人のTwitterのつぶやきに絡む普通の人たち。
有名人がその知り合いと色々とつぶやきあっているのに、同じテンションで絡もうとする一般人。
いやさ、それは違うんじゃないの?なんて思いながら眺めていて、ふと思う。
「ネチケット」って言葉が無くなったなぁ...と。
「ネット」の「エチケット」、略して「ネチケット」。
インターネットの掲示板に書き込む時のマナーとかが中心だったんですかね。
そういうのをまとめたサイトなんかもあって、その内容の良し悪しが議論され、対抗サイトなども派生しました。
ちょいと調べてみると、前の「ネット廃虚」じゃありませんけど、更新なしでひっそりと残っているようです。
そんな、ネットマナーサイトに、こんな感じの一文がありました。
掲示板などで、挨拶もなく、敬語もない書き込みがあり、それに管理人は気さくに答えています。
それは、管理人さんのお友達だからです。
ネットで知り合って友達になることはありますが、いきなりそういう風に振舞っていい訳ではない。
この感覚って、今のTwitterにこそ必要な思考なんじゃないかなぁ?なんてね。
有名人だろうが、社長であろうが、元首相だろうが、一般人だろうが、学生だろうが、みんな同じ条件で書いてます。
でも、その人が友人とじゃれてるからといって、そこに混じりたいのは分かるけど、同じ口調で混じっていいわけがないよね。
で、このネチケットだのネットマナーだのが話題になった時期から、インターネットに繋いでいるユーザーは膨大に増えているはず。
年齢層だって、大きく変わっている。
それなのに、「ネチケット」で検索して一番上に出るのは2003年最終更新。
「ネットマナー」で検索して出てくるのは、2006年に消えたサイトのコピー。
いかに、最近、話題にすらなっていないってコトが分かる証拠ですな。
おそらく、「Web2.0」なんて言葉が出る前のお話。
ブログも、生放送ビデオ配信もなかった時代。
うろ覚えですが、サイトを見たのも64DDの頃だから、「常時接続」なんてのも珍しかった時代かもしれません。
ウソみたいな話ですが、「画像を多く使うサイトはやめたほうがいい」とか言われていた頃ですから。
この辺の話が、すでに「常識」として根付いているならともかく、根付く前にうやむやになって語り継がれていない感じでしょうかね。
ブログマナーとか、ツイートマナーとか、その辺でいいから、提供側が作ってもいいんじゃないかな?なんて思うのでした。