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2010年7月21日(水)

データとお金。

商品の無い「データ」に対して、お金を出せるか。

インターネットの普及でデータの往来が簡単になりましたが、ダウンロード販売は、やはり「ハードルが高いもの」という扱いはあまり変わりません。

そんな中、「あるゲーム」の「あるデータ」を売買する、「リアルマネートレード」というものがたまに問題になります。

「RMT」と略されるのですが、オンラインRPGゲームのレアなアイテムの売買が多いようです。

ゲームの利用規約にこういう行為の禁止を挙げているものもあり、発覚次第アカウント削除というのもあるようです。

まぁ、それを積極的に取り締まるかというのは、その会社の方針でしょうね。

そんな中、最近テレビのCMでもよく見る怪盗ゲームのアイテムが高額で取引されているんだそうです(YahooNEWS)

アレだけCMを流せば、ユーザー数も増えるでしょうし、アイテムにも価値が出てくるのは間違いないでしょうな。

で、最近市場が広がってきているといわれている「ソーシャルゲーム」というジャンルでこういうのが行われるというのは、それだけ一般化されてきたってところなんだろうなぁ・・・と思う反面、「コレだけの金額で売れるんだ」という学習をして提供会社が悪乗りしなきゃいいけどなぁ・・・とか思ったり。


こういうゲームのアイテムにお金を出す層って結構居るんですかね。

SNSのアバターの有料アイテムを購入し、高額請求が問題になったという話は聴きましたけど、こういうゲームでも起きるんだなぁ・・・と。

ワタクシもmixiで多少やっていますけど、正直「お金をかける」という気にはなれないんですよ。

そういうゲームを選択しているからなのかもしれませんけど、「マイミクシィ」(つながりのある友達)の中の、そのゲームを遊んでいる人に「見せる」ことしかできないんですよ。

それなのに数百円、ヘタすると千円近くは出せないよなぁ・・・と。

確かに、「利用者」は広がっているでしょうが、「市場」が形成されるまでお金が回っているのかなぁ・・・というのはいささか疑問。

それこそ、この「怪盗ロワイヤル」ぐらいになると、テレビCMの効果でユーザー数はハンパじゃないでしょうし、この落札価格を見るに、「思いっきりつぎ込んでいる人」というのが数十人居るだけでもいいのかなぁ・・・なんて思ったりもしますけどね。

「小額ユーザーを多数」なのか、「高額ユーザーが少数」なのか。

その辺の見極めが、市場形成に・・・とか言いたいところですが、すでに粗製乱造な感じは否めないんですよね。

「友達もやっていないと成り立たない」モノが、友達の数なんて目じゃないぐらい増える。

さらに、1つあたりのプレイ時間も長め。

市場形成が先か、飽きられるのか先が・・・って感じもしますけどね。


ま、CM打ちまくってますから、早期崩壊は全力で阻止するでしょうけどね。

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