久しぶりに奥の方から引っ張り出したガンプラ。
いじっていたら関節がねじ切れました。
HGUCのアッガイの手の関節が奇麗にねじ切れてしまいました。
曲がらない方向に回したわけでは無いんですよ。
それなのに、あぁ、それなのに。
構造としては、ポリキャップの無いABSのボールジョイント。
受けもボールも両方ともABSなのですよ。
腕の伸縮は、間にパーツを挟むことで実現。
つまり、取り外しは必須。
で、外そうとしてたらねじ切れたと。
ABS関節は、ポリキャップが入れられない箇所とかに多く入れられていました。
でも、時間が経つと物凄く硬くなってしまったり、磨耗しにくいとはいえ、動かしているうちに磨耗してユルユルになっちゃったりします。
今回は、前者の「硬くなった」という例。
で、ねじ切ったボール部分を接着しましたが、強度は復活せず。
どうしようか考えた結果、なんとかボールを再生しよう作戦開始。
ABSのランナーを引っ張り出してきて、ライターで炙って柔らかくなった部分を潰してボール部分の元を製作。
接続する予定の穴より大きくなったら、第一段階は完成。
ここから、ちょうど良くなるように削りだし。
軸を持ってまわしながら紙やすりに当てたり、ナイフを当てたりして、削っていきます。
で、いい感じになったらミニ四駆用のグリスを塗って同じことがおきないように予防。
とりあえず、見た目上は治ったからよかったということにしました。
一時期のガンプラ(MG ガンダムF91あたりから、ガンダム00の1期ぐらいまで)はポリキャップを減らして、ABS関節を多用する方向で設計されていたのですが、最近はポリキャップが新しいのに置き換わり、「適材適所」な感じになってきました。
HGUCならνガンダムあたり、ガンダム00の2期に入ってから、それぞれ新型のポリキャップを採用して、結構な進歩を遂げました。
まぁ、そのせいで少々残念な出来になっちゃったモノ(ex.スサノオ、マスラオ)もあったりするんですけどね。
ガンダム00の2期以降の、「肩関節をボールジョイントにする」っていうのはある意味革命だと思いましたよ。
と、いうワケで、直ってよかったね。という話でしたとさ。