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2010年6月14日(月)

答えが無い。

何がいい事で悪いことなのか。

大体のことは、成長に伴い覚えていくモノで、大概のことは自分より年齢が上の人に聞いてみればある程度の答えが返ってくると思うのです。

それは、親であり、年上の兄・姉であり、先輩であり、先生であり、そこで受けたものが「知識」として身についていくんだと思います。

でも、それが崩れるのが、インターネットとかPCの話。

知らない人は全く知らないし、その知識量も年齢とは比例しない。
疑問は誰に聞いていいのか分からないし、その人の答えが一般的かという指標すらない。

そういう知識が広がる前に、ユーザーばかりが増え続ける。
そして、逮捕者が出る。

そんな流れなのかなぁ・・・と思うニュースがありました。


Youtube使い違法配信 中3少年を逮捕(YahooNEWS)

Youtubeに、漫画を撮影した動画を投稿たとして中学3年生が逮捕された・・・とのこと。

今の中学校で何処まで著作権関係の話をするのかは分かりませんが、そんなことを並べられたところでネット上には「ダメだ」と言われたものが氾濫しているわけですよ。

結局のところ「ほかの人がやってるから別にいいよね」ってなっちゃうよね。どうしても。

親御さんにしても、こういうことをやっているということを知っていたとしても、それがいいのかダメなのかという知識が無いため止めようも無い。


「どうしてやったの?」という質問に対して、大体戻ってくるのは「優越感が欲しかった」という内容。

「アップロードで神と言われたかった」とか、「ブログのアクセス数を上げたかった」とか、この辺の答えが返ってくるわけですよ。


まぁ、当方は早々に「アクセス数を増やそう!」っていう方向性を捨てたんですけどね(苦)。


ホント、毎度思うのは大人も子どもも一緒に読める「インターネットの教科書」が必要なんじゃないかなぁ・・・と思うんですよね。

こういうのってすぐにフィルタリングや禁止みたいな方向に持っていくけど、そうじゃないと思うんですよ。

知識の底上げをして、リテラシーを高めていかないと、結局のところはダメだと思うんですよ。

「禁止」というのは、知識をつける切欠すら奪うと思うんですよ。
拳銃や薬物の様に、何歳になっても禁止というのならともかく、社会に出るときは必須となるPCやインターネットの知識について考える切欠を奪ってしまうというのは良くないと思うんですよ。

何だかんだ言っても、「インターネットの教科書」は必要だと思うんですよね。ホント。

「小学生の子どもを持つ親のためのインターネットの本」とかでもいいから、全員配布とかしてくれないと、逮捕だなんだが増えるだけだと思うんですよ。

なんか、上手い方法無いですかね。こういうのって。

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