石狩湾新港の横で強風のため座礁したベトナム船籍の「ドンフォン号」。
今朝、離礁が成功し、埠頭に接岸したそうです。(北海道新聞)
各所で、座礁船の放置の話が聞こえてくる中、この船の船主は定置網漁の損失を補償する意向とのこと。
おかしな言い方ですが、いい船が座礁してくれたなぁ・・・と。
乗組員があっという間に居なくなって、船だけが残り、その船の撤去費用が自治体に重くのしかかる・・・なんていうのも各地で起きているらしいですし。
まぁ、保証をちゃんとする・・・というか、そのための保険に入っているのが当たり前なんでしょうけどね。
それにしても、タグボートって凄いんですね。
砂の上に立っているような状況の船を、引っ張り出すんだからさ。
地面と繋がっているわけじゃなく、スクリューの水力だけで引っ張れるんだから、すごいですよね。
素人だから良く分かりませんけど、スクリューの「トルク」と「速度」ってどうやって調整するんだろうね。
スクリューの羽根の大きさと回転数とかで調整するんだろうなぁ。
作用反作用で考えると、スクリューで掻き出す水の量が多ければ、トルクがあがって、速度が上がればスピードが上がるっていう理屈になりそうだけどね。
流体力学とか良く分からないけど、多分そんな感じを突き詰めていくと・・・って感じなんでしょうな。
まぁ、設計するわけじゃないから、そこを知ってる必要は無いんだろうけどね。
電話をするのに、電話の仕組みを知る必要は無い。
PCを使うのに、PCの仕組みを知っている必要は無い。
そういうのでいいんじゃない?って思ったりもするんだよね。
「インターネットが繋がらない」という質問に対して、小難しい専門用語を並べて説明するってのもどうかな?と思うのですよ。
専門用語を知っている人に対しては、分かりやすくなりますが、知らない人に対しては、さらに取っ付きにくくさせるだけですからね。
mixiにあるWiiのコミュニティの「インターネットに繋がりません」的なトピックスで、専門用語を羅列している人を見ていると、そういうのを強く感じさせたりします。
「分からないなら、分かるように調べろ」と言うのも分かりますけど、それを通り越して説明できればいいのになぁ・・・と思います。
・・・それが難しいんだろうけどね。