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2010年3月15日(月)

電波より向こうへ。

首都圏・関西圏のラジオ放送を、その地域限定でネットで放送する・・・という仕組みが始まり、すぐにアクセス過多に陥ったそうです。

まぁ、始まりはそんなモンだよなぁ・・・と思いつつも、地域限定をする意味ってあるのかなぁ?と思ったりもするわけで。


確かに、初日にダウンしたってことは、地域を限定して正解だったとは思うんですけど、「深夜のラジオの遠距離受信」っていうのも良く聞く話で、そういう人たちへの手段としてもいいと思うんだけどなぁ・・・と。

全国どころか全世界に配信したところで、損する人は別にないと思うんだよ。

作ったものを多くの人に聴いて欲しいっていうのは、作り手冥利に尽きるでしょうし、地域限定のCMとかが流れたところで、プラスになれどもマイナスにはならないでしょうし。

まぁ、問題は音楽etcの著作権周りで分割されてるってコトかな。

「同じものを」、「同じ時間に」放送するんだから、「ラジオと変わりません」ってことにしてくれればいいんだろうけど、そうは問屋がおろさないって所でしょうな。


その「問屋」が色々問題になってる感も否定し切れませんけど。

どうなんだろうね。
「インターネット配信で地域限定すると、利用料は安い」みたいなこともあるんですかね。

あったらあったで、勝手な理屈な気もしないでもないけどね。


そいでもって、この「地域判定」というのがそんなに上手く行ってなかったりするみたいですね。

エリア内に居ても、ルーター再起動のたびに聞けたり、聞けなくなったり・・・なんていうのもあるみたいですね。

全国各地で同じことが出来るっていうのがウリのインターネットで、そこで制限かけても仕方ないと思うんだけどなぁ・・・と言うのが、ワタクシの気分だったりします。

回線があれば、距離を越えることができる・・・ってのがネットのいいところじゃなかったのかなぁ・・・と思ったりも。


ラジオを聞ける機器がほとんど無いっていう家も多いってのを考えると、ネットを使った展開って言うのも大切だと思うけどね。

一昔前は、音楽を聞く為にはCDラジカセとかCDコンポとかが必須で、それからカセットテープやMDに録音する・・・というのが当たり前で、そういう機器には黙ってラジオがついていたワケですよ。

それで、深夜放送とかの音楽番組を聞く・・・なんてのもあったわけですけど、今は携帯プレイヤーに転送するにはPCが必須で、ヘタするとコンポやラジカセを持ってないって言う人も少なくないんじゃないかなぁ・・・なんて思ったりするわけで。

そんな中、PCで聞けるラジオ端末みたいなのは、たまぁ~にある程度でメジャーじゃない。

そうなると、インターネットのインフラってのは結構魅力的になって、使えばいいのになぁ・・・なんて思ったりするわけですよ。

強靭なサーバーが必要になったりしますけどね。

こういう、多メディア展開って面白いと思うんですけど、本腰を入れてるって所は余り無いですよね。

超えないといけないハードルが多い上に、それを超えてまでやって、利益が出るかっていうのも怪しいんだろうしね。

そこがムズがしいんだよね。ボランティアでやってるわけじゃないですし。

日本人の感覚として、「インターネットは無料」っていう印象があるのが、ハードルだって話もありますが、それはまた別の機会にでも。

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