某ネットショッピングでとあるCDアルバムを見てました。
そのCDは、CD単体の通常版とDVD付属の初回限定版がありまして、定価は通常版は2800円、限定版が3200円
それが、このネットショップでは不思議なコトがおきるのです。
というか、起きたのです。
その通販サイトでは、現在の段階で、限定版が2599円。通常版が2800円という不気味な反転現象が起きております。
何でこんなことがおきるのかと。
その原因は、CDの「再販売価格維持」と言うのが関係するそうです。
CDは再販売の時に価格を維持されるのですが、それが、CDとDVDのセットではそれが適応されないということらしいです。(Wikipedia)。
まぁ、リアル店舗では、特典つきだけを値下げするという売り方はされませんが、ネットではこういうのが良くあるみたいですね。
そもそも、この価格維持と言うのも色々と弊害を持った仕組みで、言ってしまえば、「音楽業界が儲かるための仕組み」といわれたらそこまでなんだろうなぁ。
そんなのが生んだ「定価の高い初回限定版の方が販売価格が安い」というイリュージョンのようなものがおきたようですね。
まぁ、Amazonって倉庫自体がハンパない大きさだし、陳列する必要がないから、初回限定品を大量に仕入れて、倉庫ストックすることが出来るんでしょうね。
その、予約の状況を見つつ、値段を下げれるものは下げて・・・という感じなんでしょうな。
その方が、商業としては当たり前なのかもしれない・・・と思いますけどね。
価値なんて人によって代わるんだから、需要があるモノは高く、需要が少ないものは安く・・・って言うのが市場原理ですしね。
まぁ、「だったら、売れる歌手以外は要らないのか」っていう話になるんでしょうけど、そういうわけでもないからなぁ・・・
で、多分、こういうのに風穴を開けたのが、音楽配信。
1曲単位で買えるとかは、明らかに風穴になったと思いますね。
販売するのが同じ会社だから、極端な値段差は無いですけど、ブックレットとかジャケットetcの物理的なメディアが無いんだから、その分値段を下げてもいいんじゃないかな?とも思いますけどね。
だって、MP3だろうがAACだろうが、CDよりは音質は低いはずなんですし。
・・・まぁ、大して耳が良くないので分からないこともありますけどね。
そんなわけで、DVDがつくと、CDも安くなるらしいという話でした。