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2010年2月20日(土)

商標いろいろ。

一般名称なのかなぁ?って思っていた「着メロ」という言葉。

これ、実は商標で、それがインターネット公売に出ている...と話題になっています。(ケータイWatch)

同記事によると、「ASTEL」ブランドでPHSを展開していた会社の商標だったらしいのですが、買収に伴いYOZANという会社が所有している事になっているそうです。

サイトとかはさておいて、docomoの携帯電話の説明書や内部では「着メロ」という言葉は見たことないですね。

一般名称だと思っていたのに、実は商標というモノの中には他にもあります。

例えば「デジカメ」という言葉。
この言葉は、三洋電機の登録商標。(参考:Wikipedia デジタルカメラ)

あと、「コスプレ」という言葉は、かつて「コンパイル」というゲーム会社(「ぷよぷよ」などを開発した会社)が商標を持っており、今はD4エンタープライズという会社が商標を持っています。(別のジャンルでは他社が持っているものもあります)

一般化している「おサイフケータイ」のも、全てのキャリアで使われていますが、docomoの商標。(混乱を起こさないために、docomoが使用をOKしたらしいです)


意外な方向では、「ファミコン」は、任天堂ではなく、シャープが商標を持っています。
この利用を認める代わりに、ディスクシステム一体型ファミコン、「ツインファミコン」の販売を認めたという説があるようです(Wikipedia ツインファミコン)

そんな感じで、「一般語」だと思われているものにも、結構商標が絡んでいたりするんですよね。

本来は、「他の業者が悪用するのを防ぐため」だったんでしょうが、それを先取りしたり...という問題も無いわけでは無かったりで。


毎回思うんだけどさ、こういう仕組みって、「弱者を守るため」にあるべきで、強者が利益を貪る理屈にするためのものじゃないと思うんだよね。

でも、申請云々の手間を考えると、強者(ここで言えば会社)を介在しないとダメで、結局「弱者」が吸い取られるっていう構図になっちゃってるってのは、なんとかならんもんかなぁ...なんてね。

まぁ、申請を簡単にすればそれだけ、申請しまくるヤツが出てきて、個人での売買が容易になったこのご時世だから、転売屋がはびこるんだろうけどね。

ちょっと飛躍するけど、「転売屋」はなんとか法規制出来ないもんなのかな?なんて思うわけですよ。

売買機会が少ない時なら、たいしたこと無かったんでしょうけど、ネットオークションが一般的になってきたせいか、とんでもない事になってたりするわけですよ。

購入時に、「転売目的なのか」っていうのの証明が難しいんだろうけど、明らかに迷惑行為だよなぁ...と思うわけで。

便利の反面で、いろんな問題が出てきてるよなぁ...とは思いますよ。ホント。

まぁ、「そういうのが問題だ」って思ってる人が、立法権を持っている中には少ないのかな?とか思ってみたりするけどね。

商標の話からずいぶん飛んだけど、迷惑なことはやめればいいのに!って話です。ええ。

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