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2010年1月27日(水)

不思議な「特別定価」

取捨選択って難しいですよね。

NINTENDO64が現役だった時に買い始めたゲーム誌があり、つい先月まで買い続けていました。

つまりは、今月から買うのを止めました。


買ってはいるものの、あんまり読んでないんだよなぁ・・・と思いまして。
買うゲームの本数も減ってますし、欲しい情報はインターネットで手に入る。

「何で買ってるんだろう?」と脳裏をよぎり、再考してみました。

買っていたのは「惰性」に近いものだったんだなぁ・・・と。

買い始めた頃、NINTENDO64は、前世代のスーパーファミコンのトップシェアから陥落し、色々出ていた雑誌もどんどん休刊していきました。

この雑誌も、「休刊まで買おう」と思っていたのですが、氷河期を乗り越え、今も続刊中。

でも、あんまり読んでないのは事実。
定価490円なハズなのに、「特別定価」ばかりで、その値段で買えることもほとんど無い。
高い金額出して、あんまり読まない。

昔は、結構資料的価値があるようなコトもやっていたはずなのに、気が付いたら「普通の雑誌」になっちゃってたんだなぁ・・・と言う感じで。

正直、「立ち読みでいいかな・・・」って感じになっちゃったわけですよ。



ネガティブキャンペーンはしたくないので、誌名は出しません。
「立つ鳥あとを濁さず」ってヤツで行きたいと思います。

捨てるって作業に移るかどうかは今のところ未定です。


それにしても、「特別定価」ってのが妙に目立つ気がします。
だったら、定価上げればいいのに・・・って思うのですが、明示的に定価を上げるのは購読者側の真理として避けたがるのかなぁ・・・と。

逆に、「1年以上その価格で売らない場合は定価を返上する」みたいなのがあってもいいんじゃないかな?と思うけど、多分「定価」って法的に拘束されるものでは無いんだろうなぁ。

定価がなくて、毎号値段が変わる雑誌って言うのがあってもいいのかもしれないけど、編集者を給料で雇っている限りありえないんですけどね。

コンテンツの販売の方式が広がっただけに、雑誌社とかも大変なんでしょうけどね。

「インターネットにすればいいじゃん」みたいな話になりそうですが、PCのインターネットは課金がしにくいんですよね。

結局、広告収入頼りになってしまって、サイト運営だけで大きな収益につながっているのはほとんど無いんじゃないかなぁ。

課金しやすいモデルとしては、携帯電話のキャリアに寄る料金回収代行がありますが、アレも複雑といえば複雑。

パケット定額制が一般的にはなっていますけど、「コンテンツ代+通信費」と考えると、かなり割高になるわけで。
それでいて、コンテンツ制作側は、「コンテンツ代相当」のものしか作らないワケですよ。

割高感は間違いなく出ると思うんだよね。

簡単な課金モデルみたいなのがあればいいんだろうけど、なかなか難しいんだろうね。

コンテンツはあふれかえっているのに、課金モデルが難しいっていうのが、インターネットの特徴なのかな?とか思ったりします。

それが、いいところでもあるのかもしれませんけどね。

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