車の中で聞いた、「グリーンコンシューマがどうたら」という内容のラジオが、何か気持ち悪かったいがらしです。
なんか、環境系のNPOの代表の人が、一人で延々と話していたのですが、なんか気持ち悪い。
何かにつけて、「ヨーロッパの環境先進国はこうだ」みたいな話をしているんですが、表面上のことばかりで、実が無いというか。
国には国の特色があるわけじゃないですか。
産業だとか、国民性だとか。
産業がまったく違う地域で、同じ環境対策が成り立つのか?と。
フードマイレージ(食品の移動距離)の話をするにしても、「バナナやマンゴーじゃなく、みかんやリンゴを食べて・・・」という話だったのですが、マンゴーはそんなに食べないだろ?と。
んでもってだ、なんとなく感じていた胡散臭さがピークに達したのはこんな一言。
「原子力発電のようにCO2が出るものより、太陽光発電など~」
原子力発電は、CO2出ませんよ?と。
問題になるのは、放射性廃棄物であり、CO2じゃないんですが。
太陽項発電にしても、その発電施設を作るのにCO2は出ませんか?と。
なんか、都合のいい事ばかりを盲信しているような感じがしてなりませんでした。
たぶんそれに「なんとなく気持ち悪い」って感じたんでしょうな。
この人だって、最後に「時間はかかるけど、公演先には自転車で移動してます」とかって言うなら、「この人は本気なんだな」って思うけど、車なり飛行機なりを使うわけでしょ?
ワタクシが偏屈でへそ曲がりなのは重々承知ですが、関連情報を調べるから、「盲信」ってコトは無いんだよね。
一つの出来事には、裏表があって、その両面を見れば、単純に「いい」とか「悪い」って言えないよね。と思うのです。
化石燃料はCO2を排出しますけど、その利便性は他には無いわけですよ。
車に入れるガソリンにしても、タンクに入れれば即使えるわけですよ。
充電式バッテリーだと、充電時間が掛かってしまうわけで、この石油のような利点はなかなか無いわけですよ。
あと、燃料系は代替できるとしてもだ、プラスチックとかの樹脂系は代替できるのかな?というささやかな疑問。
使い捨てされるポリ袋だけじゃなくて、いろんなものの筐体として使われているワケで。
それの代替の方が、エネルギー代替よりも難しいんじゃないかな?と思ったりします。
まぁ、なんと言うか、ガンプラがなくなるのは困る!って話でした(ホントに?)。