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2010年1月17日(日)

さらに大雪。

昨日の雪が可愛く見えるほどの大雪。

冬将軍よ、「将軍」なら、統率力を出して降雪量を調節してくれと。


本来であれば、4列ある店の駐車場(1列は50台ぐらいかな?)が、除雪の雪を積み上げてるせいで2列に。

片側2車線の道は、片側1.3車線ぐらいにに減少。
交差点の右左折で道が詰まり、渋滞が起きる始末。

除雪が間に合わず、多くの車に踏み固められた路面は、凹凸を残したまま摩擦抵抗は極小。

普通に運転していても、微妙な横すべりを感じる状況。

さらに、道路に雪を出すという愚行に走る人たちも少なくない状況。


テレビのCMや、札幌市の広報誌とかでも、「道路に雪を出さないで」って書いてあるのに、ウチだけは別とでも言いたげに道路に雪を出すのが少なくないワケですよ。

道路に出せば、車が踏み固めるから大丈夫!って思ってるのかもしれないけど、そこだけ道の凹凸が酷くなったりしてるわけですよ。

でもって、道路に雪を出している痕跡がある場所に面している家が、キレイに除雪されているのを見ると、ちょっと嫌気が差してきます。


そんなわけで、大雪狂想曲な週末でしたね。

今年はもう降らなくてもいいかな・・・なんて思ったりするぐらいに(苦笑)。


なんか、抜本的解決になるようなコトって無いんだろうかね。

10年以上前、札幌のあちこちの道でロードヒーティングの工事がよく行われていました。

ロードヒーティングっていうのは、地中に熱源を埋めて、その熱で路面の雪を溶かすというもの。

坂道を中心に、各所に設置されて居ましたが、維持費やメンテナンス性などを加味して、今はロードヒーティングが設置されていても止まっている場所も少なくありません。

また、ロードヒーティングをしている場所と、していない場所で数センチの段差が発生したり、近隣住民がロードヒーティングの道に雪を捨てたりという問題も起きています。

一方で、止めたことにより、事故が増えるということはなかったようで、今年もあっちこっちで止まっていたりします。

「全線にロードヒーティングを入れればいいんじゃね?」と思った人が居たかどうかは分かりませんが、「除雪がいらない」というのは革命的だったのかなぁ・・・と思ったり。

でも、結局のところ、ランニングコストは割高だったってコトだったんだろうね。

色々と研究はしているんでしょうが、安くて確実で・・・っていう手段はそうそう無いんだろうね。

永続的にありそうなエネルギーとなると、太陽光ぐらいだしなぁ。

太陽光発電で、ロードヒーティングの熱源を動かせば!と思いそうだけど、雪が降ってる時は、発電パネルにも雪が積もるし、雪=夏季の雨だから、雪が降る時は大体曇天だしね。

なによりも、敷設コストが高いしね。

万が一、天候制御とかが出来たとして、雪が降らないように出来たとしても、それって街の魅力を失うことになるだろうし。

雪が降らない地域の人にとって、「雪がイヤと言うほど積もる」ってのは「うらやましい」らしいですし。

色々と難しいよね。といいつつも、それと付き合っていかなきゃいけないんだろうけどさ。

他の地域だとどうしてるんだろうね・・・と思いつつ、日本の中で積雪がある都市の中で一番大きいのが札幌のような・・・っていう感じも(苦)。

上手く付き合えればいいんだろうけどね。

・・・贅沢なのかもしれないけどね。

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