昨日の日記の最後で、ちょろっと書いた「もののけ姫」。
最後に見たのは結構前で、上の空で見ていたこともあり、ストーリーのつながりとかが良く分かって無い部分があったのですが、今回見てきれいにつながりました。
「画として見る」、「ストーリーとして見る」、「アクションとして見る」。
いろいろな方向性で見ても、水準以上・・・というのが、ジブリ作品なのかな?とか思いました。
昨日は、PCの地デジチューナー(低負荷モード)で、見ていたのですが、初めて、「地デジの恩恵」と言うのを感じた気もしますね。
放送用ソースの解像度は分かりませんが、映像の解像度としては、Blu-rayが出ていない以上おそらく最高の解像度だと思うんですが、どうでもいいバラエティとかは「画質が上がってもなぁ・・・」って思ったんですけど、数少ない「画質が上がって意味がある映像」だったような気がします。
で、終盤の緊迫したシーンの合間に流れるCMごとに、陽気に明るく「♪ポーニョポーニョポニョ さかなのこ♪」と流れるのは、印象的にどうなんだろう?と思ったり。
「崖の上のポニョ」を見たことが無いんですが、イメージ的には、「となりのトトロ」や、「魔女の宅急便」なら、間にあの曲が流れてもいいのかな?とか思ったりしてました。
偉そうに語ってますが、ジブリ作品を映画館で見たことが一度もなかったりするんですけどね(苦笑)。
いわゆる、「萌えアニメ」が流行ると分かると、乱発もいいところだってレベルの「萌えアニメ」が大量に出てくるのに、ジブリのアニメの模倣みたいなのってあんまり無いよなぁ・・・と。
単純に、「ハンパじゃなくお金が掛かるから」なんだと思いますけどね。
詳しくは知りませんけど、「アニメの制作費はとんでもなく低い」という話はまことしやかに聞こえてきますしね。
毎週放送するアニメで、ジブリアニメのような描き込みをしたら、そりゃぁ採算も会わなくなるよね。
「動きの特徴」とかを、ライブラリ化。
それをアニメーションとして使う・・・ってなると、ポリゴンモデルで起こして・・・って形になりそう。
ってなると、アニメーターじゃなくて、3Dモデラーとか、モーションプログラマーの仕事になって、どちらかと言うと、「アニメ」じゃなくて、「ゲーム」の作り方と近くなるのかな?と。
で、それが受け入れられるかは、また別の話なんですけどね。
まぁ、アニメに興味がなくなって久しいんで、それが出来たところで見るかどうか・・・って言われると微妙なところなんだけどね。
個人的には、「オタク向け」の作品への加重を続けすぎると、「分母」は減り続ける一方だと思うんですよね。
原状、それに片足突っ込んでる状態だと思うんですけどね。
まぁ、興味が薄いワタクシが書いたところで、どうしようもないんでしょうけどね。