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2009年11月19日(木)

難しいオーダー。

不評だったらしい「高齢運転者マーク」。
コレを変更しようと、公募が始まったようです。(YahooNEWS)

正直、現行の水滴型にオレンジと黄色って言うデザインは、悪くないと思うんですよ。

批判を展開している人は、デザインが云々というよりも、このマークを付けたくないっていう意思を根源として、いちゃもんをつけてるって人も多いんじゃないかな?と思ったりも。

代案ってなると、どういうのなんだろうなぁ?と。
まず、「枯れ葉のようだ」という印象を拭わなきゃいけないわけですよね。

となると、オレンジ・黄色という色合いもNGですし、なんとなく葉のような形もNG。

でも、今までの流れで、「この色・この形が高齢者マーク」という感覚があるので、あんまり変えないほうがいいんじゃないかな?なんて思ったりもするわけですよ。

少々気になりまして、イロイロと調べてみました。

まず、この「運転者が表示する標識」ってのがどういうのがあるかというのを調べてみました。
警視庁のサイトで、まとまったのがあったのでそれをピックアップ。

黄色と緑の「初心者マーク」。
橙色と黄色の「高齢者マーク」。
明るめの緑に黄色の蝶の「聴覚障害者マーク」。
青に白で四つ葉の「身体障害者マーク」。

この4種類。

標識という都合上、目立たないといけないわけで、黄色の採用が多くなっていますね。

初心者マークはやじり型、高齢者マークは水滴型、聴覚障害者マークと身体障害者マークは円形となっています。

高齢者マークは、色が見えなくても、形で判断できるモノにした方がよさそうですね。

色覚が~というのじゃなくて、ライトに反射して光ったら、色はほとんど分からないですしね。


と、考えていくとなかなか難しいですよね。


形そのままで、オレンジの部分を緑にすれば、「枯れ葉」のイメージって大分薄れないかな?とか思ったりもしますが、初心者マークとは区別したいところでしょうしね。


ホント、難しい募集要項ですよ。

「マーク」となると、あまり複雑にするわけにも行かないでしょうしね。


「そもそもマークを無くせばいい」というのには、正直賛同しかねます。
みんながみんなとは言いませんが、年配の方の運転にヒヤリとした経験もありますし、マークをつけることは不利益だけじゃないということを分かっていただきたいなぁ・・・と。

内側車線を徐行したり、駐車場内で後ろに車が付いているのに途中で止まって悩んでるとか、道に入りたいのはわかるけど鼻先出しすぎだろ・・・とか、この辺全部高齢者マークが付いた車にやられましたから。

地方での交通事情を知っていると、簡単に「返納しろ」とは言えないのも事実なんですよね。

東京を中心とした首都圏なら、縦横無尽に電車が走っていますけど、全国的に見れば、そうじゃない場所の方が多いですしね。


ココまでイロイロと考えたせいか、どんなマークが集まるのか、ちょっと楽しみだったりします。

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