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2009年10月14日(水)

適材適所。

DSの成功以来、様々なものに使われるようになった「タッチパネル」。

「ちょっと欲しいなぁ・・・」と思ったデジカメが、シャッター以外の操作が全てタッチパネルで行うことが出来る・・・という仕様になっていました。


「タッチパネルを搭載したPC」も、一昔前もあったのですが、ココに来て再興の流れもあるような気がします。

でも、万能なインターフェイスか・・・と言われると、そうじゃないよなぁ・・と思うワケで。


そのデジカメは、ズームの操作までがタッチパネルなのですよ。

物理的なスイッチのパーツが必要ないから、コストダウンに繋がるって言うのはあるんだろうけど、
ファインダー代わりの液晶を触らなきゃいけない・・・というのは、使いにくいんじゃないかなぁ・・・と思ったりします。

あと、アナログなスイッチのいい点は、「さわり心地」、「押し心地」があるというのは、今のところ「タッチパネル」では再現できていないもののような気がします。

それを補うために、「音」で補完しているものもありますが、「音」は常時出しておけるものでもありませんしね。

また、物理的なスイッチであれば、多少小さくても凹凸があれば容易に押せるのですが、タッチパネルで同じ大きさのモノを指で押せるか・・・といわれると、なかなか難しいものですよね。

理想で言えば、「表示にあわせて凹凸が出るタッチパネル」というモノがあればいいのかもしれませんが、試作レベルで有るか無いかレベルのものですし、それが実用に耐えられるものなのかというのは、さらに難しいことになりそうな気もします。

どこかで、空気圧でタッチパネルに凹凸を作る・・・というのを見たことがあるのですが、
液晶面が膜で、空気圧を制御するためのポンプが必要だったりと、小型機器に埋め込めるモノでは無いようでした。

可動パーツのある機器は、そこの劣化が問題になりますし、軟質樹脂になると、さらに劣化は進んだりするわけで、その辺がクリアできれば、できるかもね・・・とは思っても、それはまだ先かなと思いますね。


で、「欲しいな」と思ったデジカメも、「ズームだけでも、物理的なスイッチだったら・・・」と思っているのですが、今のところ、現在使っているデジカメで今のところ問題ないので、買うことはないと思います(苦笑)。


いいかな?と思ったモノは結局そんなモンです(苦笑)。


インターフェイスは特に、「適材適所」が必要じゃないかな?と思いますよ。
何でもかんでもタッチパネルすればいいなら、ちょいと前に出たDSのような携帯はバンバン売れてたはずですしね。


と、言った感じで本日の日記でした。

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