札幌西武百貨店が本日で閉店だそうです。
別館にある、「ロフト」は、年末まで営業を続行し、その後は移転しての営業を予定しているそうです。
「五番舘」から始まり、「五番舘西武」になり、「札幌西武」になっていたのかな?
そして、残念ながら閉店となるようです。
昔は、百貨店といえば札幌駅側の「西武」と「東急」、大通り側の「丸井今井」と「三越」で、大通り側の方が勢いがありました。
大通りからすすきにかけてのエリアが、活気があったように記憶しています。
それが、札幌駅の再開発で大きく形相が変わりました。
札幌駅に大丸百貨店が出来たことで、客の流れは札幌駅寄りになったものの、その大丸が、駅直結の強さを見せて一人勝ちのような状態らしいです。
まぁ、そもそも「百貨店でお買い物をする層」というのが減っているんでしょうけどね。
ディスカウントショップも増えてますし、「そこで買わなくても」って言うのが少なくないんだろうなぁ...と。
そこで、「少ないパイを取り合う」のか、「別の市場を開拓するのか」というのが、経営側の悩みの種でしょうね。
なくなった店を悔やむより、次にどういう店が出来るのかを期待したいところですね。
立地が立地だから、長く空き店舗であることは無さそうですけどね。
今年末から来年にかけて、人足が増えたといわれる札幌駅周辺で、複数の撤退が伝えられているので、どういう風に街が変化するのかというのが少々楽しみだったりします。
「昔ながら」というのもいいですが、「変わり続ける姿」というのもまた面白いものですしね。
隆盛と衰退は、どの業界にも、どの世界にもあって当たり前ですしね。
今、衰退を嘆いている業者でも、昔は他の業者を潰して来たのかもしれませんしね。
今や、「シャッター通り」といわれる地方の商店街も、かつては強者だったわけですしね。
その辺のさじ加減は難しいところですよね。
自由経済だから、強者が淘汰していくのは自然というか当たり前ですし。
それに介入して狂わせてしまうと、自由経済じゃなくなってしまいますし。
この話で思い出しましたが、特徴的な品揃えで有名だった書店が、琴似から大谷地に移転してきたそうです。
「売れない本フェア」などで、「小さい本屋でしか出来ないことを」というコトを行っていたのですが、近くに大型書店が出来たのを受け、移転に踏み切ったんだそうです。
移転してきた場所は、ショッピングモールの中のかつて書店があった場所。
近郊に大型書店の無い場所でありながら、地下鉄駅直結でバスターミナルも併設していることから、結構な客入りになるんじゃないかな?と思っていたりします。
と、そんな感じで本日の日記でした。