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2009年9月13日(日)

貴重な音源。

9月末で無効になる、クラブニンテンドーのポイントが結構あったのです。

ペンケースと、DSiケースを交換したものの、それでもまだ余っていて、どうしようか・・・と思った矢先、ゲームミュージックのオムニバスCDの「ニンテンドーサウンドセレクションは在庫限りとなります」という文字が目に入りました。

残っていたのは、「クッパ」のCD。

このCDには、日本で一体何人が聞いたのだろう?という曲も入っているのです。

それは、64DD「F-ZERO X エクスパンションキット」に入っている曲。

「F-ZERO X」のサウンドトラックはCDで売られていますが(「いましたが」の方が正しいかもしれません)、そこには含まれていない3曲なのです。


「いつかは欲しいなぁ・・・」とは思っていましたが、旬を逃して今の今まで放置しておりました。

で、ポイントのあまり具合といい、賞品がなくなるタイミングといい、いい機会だよなぁ・・・と言うことで注文。

それが、本日届きました。


ゲームでは聞いていましたが、CDで聞くとなんとなく気分が変わる感じですね。


ゲーム機内の音源を使って音楽を奏でる方式なら、「ゲーム機から出た音」がそのまま最高音質かもしれませんけど、たしか、「F-ZERO X」って負荷を減らすために、あらかじめ録音した曲を流すストリーミング方式だって話を聞いたことがあるのですよ。

こうなると、音のデータを圧縮したりしていることが予想できるので、ゲーム機から出る音が最高音質とは言えないんですよね。

なんていうかな、「CDの音楽を、カセットテープに録音した状態」みたいな感じといいましょうか。

事実、カセット単体ではモノラルで、この「エクスパンションキット」のディスクを入れるとステレオ+追加ミュージックになるのですよ。

んで、容量に限界があったカセットや64DDディスクに入っている音源が、CDより良いってことは無いような気がするんですよね。

と言うわけで、(多分)最高音質の音源はコレを逃したら、入手困難だよね・・・と思って注文した次第です。



って、勢いに任せて書いたけど、知らない人にはサッパリだよね(苦)。

コレを分かってもらうにはちょっと長い説明が必要になるんですよ。

昔々に、「ニンテンドウ64」というゲーム機がありました。
このゲーム機の周辺機器として、本体底面に付ける「64DD」というモノがありました。
磁気ディスク(大きなフロッピーディスクのようなもの)をメディアとして、「当時としては」という前書きが必要ですが大容量のセーブエリアをつかったゲームが出来る・・・ということになっていました。

でも、「ニンテンドウ64」の売れ行きが悪かったことや、ソフト開発の遅れなどで、64DDの発売は延々と延期され、最終的にはネットワークを利用したサービス「ランドネット」の開始と同時に、月額方式で(後に一括払いも可能になりましたが)本体とソフトが配布されるという形になりました。

その配布されるソフトの中の一本が、「F-ZERO X エクスパンションキット」。
これは、カセットで販売された「F-ZERO X」に、追加コースやコースエディット、マシンエディットを追加することが出来るソフトでした。

ネットワークサービス「ランドネット」は、サービス開始から1年ほどたった2001年2月末でサービスは終了。
加入者は1万人ほどと言われており、それから時間を経た今となっては、現存数はそれを下回ることが想像に難くありません。

余談ではありますが、当サイトはその64DDで作り始めて、今までやってたりします。


前半の話がサッパリな方は、後半のこの話を読んだ上でもう一度頭から読んでいただければ、なんとなく分かると思いますよ。


と、言った感じで本日の日記でした。

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