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2009年6月29日(月)

かつての絶頂期

特に深い意味は無いのですが、最近「ポケットビスケッツ」の曲を引っ張り出してきて聴いています。

一番売れた「YELLOW YELLOW HAPPY」が累計で130万枚。下の方の「GREEN MAN」(ボーカルがウド鈴木)や、「まごころ」(ウドのギター曲)でも15万枚以上売れたんだから、CD全盛期だったんだろうなぁ。と。

2008年の年間トップが、嵐の「truth/風の向こうへ」が61.8万枚。
「YELLOW YELLOW HAPPY」が出た年、1996年のトップは、Mr.Childrenの「名もなき詩」が230万枚。

「YELLOW YELLOW HAPPY」は、ロングセラーでのミリオンだったようで、1996年9月に発売し、その年は78.1万枚で年間30位。翌年1997年のランキングで42.4万枚で77位に入っています。

96年の30位でも、今の1位より上って、そりゃぁ、CD製作に同じだけお金書けてたら苦しくなるよね。

2008年の100位が7.7万枚。15万枚ラインだと41位。
その付近で目に付いた曲といえば、「ガンダム00」のテーマ曲だった「UVERworld」の「儚くも永久のカナシ」が40位で15.8万枚。

まぁ、ネット配信でどれだけが売れたのかは分かりませんが、CDの売り上げだけで言えば、ウド鈴木のギター曲と同じぐらいって言うんだから、いろんな意味で凄いというか。


この頃は、「企画モノ」と呼ばれる番組の企画から生まれたユニットが活躍していた頃なんだよね。

「ポケットビスケッツ」と、「ブラックビスケッツ」だけでなく、他局では「野猿」、「モーニング娘。」も確かこの頃。

メディアミックスの一端としてのCDというのは、最近のいわゆる「萌え系アニメ」に通ずるものがあるのかな?と思ったりします。

まぁ、こういうのはもっと昔からあったことなんだろうけど、この頃が一番元気も売り上げもあったのかな?と思います。


音楽は、実媒体からネット媒体に移りつつあったのに、それに乗り切らず、PCが必要な音楽プレイヤー(MP3プレイヤーってヤツね)は、国内メーカーからはほとんど出ない状態。

そのうちに「iPod」が出て、「PCで取り込むのが必須」になってるのに、そっぽを向くようにコピーコントロールCDなんてのを出して...って感じなのかなぁ。

なんか、「コピーコントロールCD」の迷走は、今の地デジのB-CAS方式の問題に近い感じもしないでも無いなぁ・・・と、先ほど見たニュース記事(このへん)を見て思ったり。

「コピーコントロールCD」は、すべてのPC用ドライブで読み込めないという訳ではなく、読み込めるドライブも相当数ありました。

PC自作派の中には、「コピーコントロールCDが読み取れること」を理由にドライブを選んだ・・・なんていう話も聞いたりしたモンです。

使い手の利便性を下げてでも、不利益な点を消そうとした結果、そっぽを向かれた...ってのもあるんじゃないかなぁ?と思ったり。

携帯電話のネット機能(imodeとかね)みたいに、料金支払いと直結しているメディアならやりやすかったんだろうけど、PCのインターネットはどちらかと言うと「無料が当たり前」のメディアだから、それで商売する人にとっては面白くないよね。


そりゃぁ、従来媒体のネット敵視も仕方ないッちゃー仕方ないかな?とは思いますけどね。


んでもって、音楽は配信の方向に行っているのでしょうが、詳細アリの配信数を発表しているところって無いし、配信サイトも沢山あるから、実際に「出回った数」なんて分からないんだろうなぁ。
ほら、「着うた」を音楽配信に含めるかってのも微妙なところだろうしさ。

「配信数No.1!」とか宣伝文句をつけられても、年間何回も聴く洋画の「全米No.1!」ぐらいアテにならないような気もしたりしなかったり。

実数が出ない分、「情報操作」もしやすいのかな?とか思っちゃいますけどね。


まぁ、CDのランキングにしても、怪しい部分が無いわけではありませんけど。


と、そんな感じの本日の日記でございました。

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